香坂夏美

こうさかなつみ

香坂夏美は『名探偵コナン世紀末の魔術師』のゲストキャラクター。

概要

怪盗キッドに盗まれた、インペリアル・イースター・エッグの元の持ち主である香坂家の相続人。良家のお嬢様らしく清楚で気品があり、優しい性格。

曾祖母は実在したロマノフ王朝最後の皇女であるマリア・ニコラエヴナで、夏美の曾祖父の香坂喜市と共に日本へ亡命した際に授かった娘（祖母）の孫であり、夏美はロマノフ王朝の末裔ということになる。また瞳の色が灰色で、曾祖母の色を受け継いだと語っているが、マリアの写真は一枚も持っておらず顔も知らない。

現在はパリで菓子職人として働いており、お茶をしているときもお菓子が並べられていた。

本作『世紀末の魔術師』が上映された当時、皇女マリアと皇太子アレクセイの遺骨は見つかっていなかったために日本人と結ばれ日本へ亡命したという設定にされたが、2007年にロシア国内でマリア、アレクセイ両者の遺骨が発見された。

その容姿や性格から映画のゲストキャラクターの中でも人気が高く、本作のヒロインと語るファンも多いキャラクターである。