CV:吉野裕行
人物像
ランクは三つ星。情報戦略部の委員長で生徒会会計。
学園と傘下の学校の情報の管理や、敵の戦闘データの収集を担当している。
極制服には多数のケーブルが付いており、一見武装らしきものは見えない。
しかし、裁縫部の極制服実験での暴走した被験者を、タブレットらしきもので瞬時に解析、弱点を見抜き、片手一突きで極制服を解体するという技を見せた。
極制服の襟は普段は合わさって口まで隠れているが、彼が喋るときは襟元が開き、喋り終わるとまた閉まると言うギミックが付いている模様。
ウザいとか言っちゃダメ。
以下ネタバレ
元は腕利きの少年ハッカーであり、鬼龍院財閥傘下のファッション企業のセキュリティに忍び込み、そのデータを操作して株価の大暴落を引き起こす。
しかし鬼龍院財閥脅威の捜査力までは算段に入っておらず、あっさり確保されてしまう。
その采配を振るっていた皐月に、鬼龍院財閥の世界最高のセキュリティを突破した実力を認められ、開校の差し迫った本能字学園への推薦書を渡される。
このとき皐月に「どうせ世界を変えるなら、この世界の構造そのものを変えてみないか?」と言われ、彼女の誘いに乗るかたちで入学を決意している。
戦闘能力
三つ星極制服「探の装」(さぐりのそう)によるデータ戦闘を得意とする。
全身にコンソールが存在し、それを叩くことで状況を分析し、相手を丸裸にしてしまう。
また光学迷彩機能も有しており、相手を一方的に攻撃することも可能。
直接的な攻撃力こそ他の三つ星極制服に劣るものの、トリッキーさや戦略性においては秀でていると言えよう。
なお極制服内の宝火の顔を映したシーンは、まんま実写版アイアンマンだった。
本編では10話にて披露し、蟇郡に次いで四天王の二番手として流子と対決。
序盤はそのトリッキーさで流子をリング際まで追い詰めるも、流子の「スゴイ無茶」によってリング全体を追うほど鮮血の目玉を巨大化させ、それを叩きつけられて光学迷彩機能を壊される。
そして戦いも本番……と思いきや、極制服に蓄積させたデータを喪失するのが嫌という理由であっさりと試合を棄権してしまった。
その後は蟇郡とともに無星の観戦席にて、ジャージ姿で試合を見守っている。