cv:榎本温子
メインヒロイン。14歳。命字は滅。和泉の国にある、王良親王の別邸で女房達と暮らす少女。
髪は明るい茶色。「会ったこともない人の妻になるのはイヤ」と、自分の主張を通すためなら木も登る。
当初は青葉のことは真っ向から拒絶していたが、後に好きになった。
心優しい性格と一度決めたらなかなか譲らない頑固な一面を持つ。そのため、周囲の人間が自分の持つ運命に巻き込まれて命を落とすことに苦悩する。
一日五食は食べないと体が持たず、きつい香りが苦手で貴族のたしなみである衣に香を焚きぞめることも室内に香炉を置くこともしない、少々変わり者。
両親は幼い頃に亡くなっており、たった1人の肉親であった兄も都に上った際、流行病で亡くなっていると
白夜に聞かされていた。後に敵のリーダーである槐が、兄の戒と同一人物であることを知る。
実は月から来たかぐや姫の孫娘で、月の血故に不老不死であり、秘剣の「血桜」を使い、妖古を倒すことが出来る。