曖昧さ回避
概要
「酸」(acid)は、一般的に酸っぱいもの、酸っぱい味である。
水に溶けたときに電離して、水素イオンを生ずる物質である。「酸」として働く性質を「酸性」という。ただし「酸性」という単語は、溶液の性質として用いるものであって、水溶液中において水素イオン濃度が水酸化物イオン濃度より大きい場合を指すことが多い。
酸味を持ち、青色リトマス試験紙を赤色に変え、塩基と反応して塩と水を生じる、等いわゆる「酸性」は水素イオンの性質によるものである。また、イオン化列で水素よりも前にある金属を溶かして「塩」を作り水素ガスを発生する。「酸」はその電離度により、強酸と弱酸に区別される。
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塩基 酸性雨 酸性 水素イオン 水素ガス 酢酸 硫酸 酒石酸