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興和の編集履歴

2013-12-23 09:16:37 バージョン

興和

こうわ

日本の商社。一般には製薬メーカーとして認知されている。

概要

繊維製品の販売、医薬品や放送用時刻スーパー発生機、CM・番組バンク、自動番組送出装置など放送機器の製造・販売を行っている。望遠鏡「プロミナー」も製造・販売しており、実質的にはコングロマリット(複合企業)と言える。


『キャベジン』『キューピーコーワ』『ウナコーワ』などの知名度があまりに高いため、広告では医薬事業部がある東京日本橋を住所としているが、実際の本社は名古屋・栄にある。


大衆薬商品で使われるカエルマスコットで有名。


詳細

1894年、繊維問屋の「服部兼三郎商店」として設立。1919年に紡績業に進出。日中戦争後の製販分離政策により紡績部門を「興和紡績」(現・興和紡)として分離し商社として再発足した。

敗戦後、旧日本軍の技術者を招いて医薬品と光学機器に進出。さらに放送機器や照明機器にも進出した。


21世紀に入ってからは、医薬品事業や名古屋の地場産業界で精力的なM&Aを展開している。前者では大日本製薬の大衆薬事業譲受(その後整理され、現在は栄養剤『ピタックス』とた抗アレルギー薬『タウロミン』、咳止めの『マピロン』が残る)、イスラエルのジェネリック医薬品メーカー・テバとの提携(2011年に解消。合弁会社「興和テバ」は翌年に同じ名古屋本拠の大洋薬品工業と合併し「テバ製薬」となる)、後者では名古屋の二大名門ホテルである「名古屋観光ホテル」「ウェスティンナゴヤキャッスル」の買収、老舗百貨店「丸栄」の買収などが挙げられる。


ドラッグストアや個人経営の薬店で見られるマスコットのカエルは、1949年5月、抗アレルギー(蕁麻疹など)薬『レスタミンコーワ』の新聞広告のキャラクターとして誕生した。1958年にケース据え置き型の小型人形、1958年に店頭展示型の大型人形(通称・店頭カエル)が登場している。

1977年にリニューアルし「ケロちゃん(♀)・コロちゃん(♂)」のコンビが誕生、現在に至っている。


外部リンク

公式サイト

コーワのケロコロランド

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