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キハ35系

きはさんじゅうごけい

国鉄が設計・新製した通勤形気動車。
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正式に定められた系列ではなく、同一設計に基づく形式の便宜的総称である。

関西本線などの通勤輸送用として投入された3扉ロングシート車。車体強度の関係から採用された外吊り扉と切妻形の前面が特徴である。
投入された路線が電化されるとローカル線に転用されたが、ラッシュ時に合わせた3扉ロングシートというアコモデーションはローカル線には合わず、乗客の評判は良くなかった。
また外吊り扉のため、冬季は隙間風が多くこの点でも不評を買っていた。

2010年にはJR東日本久留里線にキハ30形が3両、関東鉄道に譲渡されたキハ300形グループが14両それぞれ現役で運用されていた。
しかし、関東鉄道では2011年9月に元キハ35形のキハ350形が運用から退き、またJR東日本に残った3両も2012年秋にキハE130系が久留里線に投入されて置き換えられる事となった。
久留里線では12月1日にラストランが行われ、JR線上からは姿を消した。
その後、久留里線で最後まで使用されたもののうち1両がいすみ鉄道へ、2両が水島臨海鉄道へと譲渡されることとなった。
2016年現在、稼働状態にあるのは関東鉄道の元キハ30形のキハ100形2両と、JR東日本から水島臨海鉄道に渡ったキハ30形1両となっている。

主な形式

キハ35

ベース形式。トイレ付き片運転台車。
寒地(新潟地区)向けの500番台、国鉄初のオールステンレス車両となった900番台といったバリエーションがある。
JR西日本では和田岬線用として、ホームの無い側のドアを中央を除いて撤去する改造が行われた300番台が存在していた。

キハ36

トイレなし片運転台車。トイレなし車は後述のキハ30を製造する事となったために早々に製造は打ち切られ、寒地向け仕様などは存在せず、また本形式のみJRに継承されることなく全廃となったが、一部は国鉄清算事業団経由で関東鉄道に譲渡され、キハ35からトイレを撤去したキハ350形に編入されて運用された。

キハ30

トイレなし両運転台車。JRでは2012年11月30日にラストランを行い全廃となり、その内の1両が水島臨海鉄道に譲渡され活躍を続けている。また会津鉄道ではトロッコ気動車AT-300形に改造された車輌が存在したが、老朽化により廃車となった。

キクハ35

JR西日本の和田岬線用のキハ35形300番台とペアを組むために、キハ35からホームの無い側のドア(中央除く)とエンジンを撤去した車両。

キハ38

国鉄末期にキハ35形から改造された通勤形気動車。キハ38の項目参照。

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キハ20系 キハ30 キハ35 キハ38

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