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注意

以下、重大なネタバレだらけなので閲覧注意






































概要

略称は「FOM」。

いわゆる「神々の代理戦争」である。


当代と直近7代のシャーマンキング「G8」の間において、3柱以上のキングが現行のキングの運営と施策に反対すると「G8サミット」と呼ばれる査問会議が開かれる。


しかし、後述の通り、「話し合いでの解決」は「ほぼ不可能」であり、そのためにルールを設けた上での実力行使による対決が開始される。グレート・スピリッツに選ばれたはずのキングたちによる抗争である点が何とも皮肉的である。


これが「FOM」である。


しかし、シャーマンキングですら所詮は元人間でしかなく、より上位の存在によって行動を制限されていることが「ミスターB」によって明かされた。


過去に「FOM」が開催されたのかについては不明であるが、パッチ族に転生して十祭司にまでなったハオが(おそらく)知らなかったことからも、(当然と言えば当然なのだが)開催自体がきわめて限定的で稀であると思われる。


前作でハオがキングに就任した時点ですでに開催はほぼ決定事項だったらしく、マルコ・ラッソが自ら地獄での修行を望んで何百回も地獄に落ちて天使に昇格したことから、この時点(またはハオがシャーマンファイトで優勝するだろうことが予想されていた時点、つまりハオ麻倉茎子の今世の子として産まれることが判明した時点)からすでに開催が予想されていた可能性も否定できず、各陣営においてかなり以前から戦いへの準備が始まっていたと思われる。


シャーマンキング同士の競争ということもあって、

  • 前作のシャーマンファイトに参加する必要がなかった陣営
  • 世界の黒幕の黒幕

などが問答無用で参戦し、


当然ながらメジャーな神話の神々や天部天使が数多く登場する。


そのため、「シャーマンファイト」とは比較にならない規模を持ち、前作で猛威を振るったスピリット・オブ・ファイアですら「小っちぇえな」というレベルになっている。


また、マルコ・ラッソの様に「フラワーオブメイズのために転生してくる」参加者もいるため、「幼い子供」のシャーマンが他のチームにも見られる。


その他の背景

パッチ族の技術だけでなく、「シャーマンファイト」自体が他の星々の宇宙人によって「心の仕組み」や「苦しみの原因」を解明するために始められたとされているが、「FOM」はあくまでも「地球の神々」による「地球の運営方針」を決めるためのイベントであるため、「他の星々の神々や精霊」は介入しない。


また、「逆らえない事情」などの様々な理由によって「本心では嫌だが参加せざるを得ない」という参加者がかなり多い(前作での味方が敵対勢力に属していたり、主人公側に同情する敵が散見されるのも無関係でない)。しかし、そのためにも後述の「きせきのごほうび」が用意されている。

  • 本心では参加を望まない神々や霊もいるが、彼等に何らかの褒美が施されるのかは不明である。もっとも、グレート・スピリッツの良質なコミューンに還れば、自身の思考が具現化するのでとくに褒美が必要であるという可能性も低いのかもしれないが。

フラ・ヤービス時代の十祭司であり、ハオのパッチ族時代(ハイドロ)の同僚である「テンプラ騎士団」ですら、本心ではフラ・ヤービスを軽蔑していて仕方なく働いているため、彼等は本心では麻倉花に同情している。

  • フラ・ヤービスもこれを分かっているからこそ、テンプラ騎士団のメンバーは用済みになった時点で殺されることになっている。
  • 皮肉なことに、ハオもフラ・ヤービスも、自分に属する十祭司からよく思われてこなかった点が類似している。ヤービスをもっとも軽蔑していた当時の十祭司はハオ(ハイドロ)自身であり、そのハオも自分の子孫を含む自分の十祭司からあまりよく思われておらず、テンプラ騎士団はヤービスもハオも軽蔑しているという状況である。

開催の理由

  • シャーマンキング同士の諍いなので、お互いに絶対に心が折れない
    • そのため、話し合いでの解決が不可能
  • シャーマンキング同士が戦うと地球が崩壊する
  • あくまでも予想ではあるが、フラ・ヤービスに同調こそしていないが、ハオの施策に反対するためにハオと敵対するシャーマンキングが多い可能性がある
    • 比較的ハオ側に近いシャーマン(玉村たまおなど)にも、ヤービスの作り出した資本主義社会を比較的好意的に捉えている者もいる。
  • フラ・ヤービスは500年前のシャーマンファイトでも、純粋な実力ではなく、人質を取るなどの作戦や政治的な圧力を様々に行使して優勝したため、直属の十祭司(テンプラ騎士団)ですらヤービスを軽蔑しているが、その一方で歴代のシャーマンファイトで最も犠牲者や被害が少なかったため、グレート・スピリッツによる「変革」の意思だともされており、賛否両論こそあるが、一定の評価はされている。
  • 逆に、この二柱はハオの味方である
    • フラ・ヤービスが(人類を都合よく支配下に置くために)「ミスターB」の教義を捻じ曲げて流布してきただけでなく仏ゾーンも「仏」としてヤービスに「装置」として造られたので、ハオに同調しているというよりも、ヤービスに対抗するためにハオに助力をしているという状況だと思われる

ハオとフラ・ヤービスの関係

King Hao Asakura

ハオフラ・ヤービスの関係が絶望的に悪く、ハオの施策に最も強硬的に反対してきたのがフラ・ヤービスであるが、この敵対関係の厳密な理由は不明である。


しかし、現時点では以下の点が判明しており、ハオがヤービスを軽蔑するのにそれなりの理由があるのと同時に、ヤービスがハオを500年以上も憎んできただけでなく、ヤービス側にもある程度の言い分があることがうかがえる。

  • フラ・ヤービスが作ってきた資本主義の世界をハオが破壊しようとしている
    • つまり、完全にフラ・ヤービスに対する敵対宣言である
  • ハオ(ハイドロ)はフラ・ヤービスがシャーマンキングに就任した直後に、ヤービスの十祭司であるにもかかわらずヤービスを堂々と正面から罵った上で裏切り、聖なる五大精霊の一角であるスピリット・オブ・ファイアを奪ってヤービスとテンプラ騎士団の目の前で転生して雲隠れした
    • つまり、フラ・ヤービスはシャーマンキングになった直後にハオによって顔に泥を塗られ、歴代のシャーマンキングや数多の神々にこのことを知られるなど大変な恥をかかされたことになる
      • グレイソーサーのこともあり、他の星々の神々にもこの醜聞が知られた可能性もある
    • このため、ハオのせいで五大精霊の処遇を巡って(数多の神々とパッチ族の全先祖を巻き込む)大きな騒動があり、サタンルシフェルなどの候補では不適切だったため、他の冥府の神々や大悪魔に五大精霊の管理を任せるために依頼をして契約を結ぶなどのかなりの苦労があった
      • しかも、これがフラ・ヤービスのキングとしての最初の仕事の一つになり、キャリアを完全に狂わされた
    • その管理者の一柱である閻魔大王をハオが泰山府君の儀の契約で縛り付けて私的に利用し、スピリット・オブ・ファイアが奪われる背景の一つになった
      • 閻魔大王とサティ・サイガンは長年の知り合いでもあるにもかかわらず、スピリット・オブ・アースを巡って戦ったのは、閻魔大王がハオとの契約に拘束されてサティへの協力を拒絶したためである
      • 「契約を重んじる地獄の神々」という理由で閻魔大王達が五大精霊の管理者に選ばれたので、これもまたハオの影響で生まれた皮肉な因果である
  • ハオがシャーマンキングに就任する際に、フラ・ヤービスの頭蓋骨を(ヤービスに話しかけながら)これ見よがしに踏み砕いた

制度

ルール

  • G8」は全員が参加を拒否できない
  • 地球の崩壊を防止するため、開催地は「」に限定する
  • 参加者が月に渡るのは(地球と月の距離が最も近づく)秋分とされる
  • キリがないので、大会の開始後は死者蘇生は禁止
  • 神々の権限で、時空を捻じ曲げて死者が「次元体(意識体)」として現世で物理的に活動可能になる
  • 準備段階での「潰し合い」は(実質的に)黙認されている
    • 「死んで巫力を上げる」というトレーニングになるからかもしれない
  • 勝者のチームメンバーには、各シャーマンキングが「きせきのごほうび」を一つずつ施す
    • 「ごほうび」の条件は、現世と霊界の摂理や秩序に干渉しない範囲に限定
    • 勝者のチームメンバーにのみ「ごほうび」の給与が限定されているのは、裏切りや工作や怠慢などを防ぐためでもある
  • 参戦するシャーマンのレベルについてはとくに条件がないが、「次元法」こと「クラウド」や現人神を降臨させる絶技「ニュートランス」の習得が最低条件のレベルの指標として挙げられている。
  • 中にはシャーマンですらない者霊能力を持たない者も参戦している。

チーム構成

大切なのは心だ!

  • 古い時代のシャーマンキングに関する宗教ほど信者が多くて有利であるため、不公平さや格差をなくすためにもチーム制が用いられる
  • 各チームには、「大将」1名、「大将補佐」2名、「隊長」4名、「兵」12名が所属する
    • 「大将」と「隊長」は各シャーマンキングや関連する神々が選出(変更不可)
    • 「大将補佐」と「兵」は大将と隊長が選出(変更可)

参加者

重大なネタバレだらけなので閲覧注意














































チーム・ハオ

チームハオ

シャーマンキング
総チーム数
  • 不明
所属隊
  • チーム・ハオ
メンバー

(※)基軸となるシャーマンのほとんどがハオの子孫である。

(※2)厳密には参加しているのかは不明。


チーム・マルコス

シャーマンキング
  • ハオ(?)
総チーム数
  • 不明
所属隊
  • 不明
メンバー

チーム・B

シャーマンキング
総チーム数
  • 不明
所属隊
  • 不明
メンバー

(※)サティ・サイガンに大将になる様に要請されていたがたまおが(師匠であるサティの頼みと言えど、ガンダーラのために命を張る義理はないと)断った。しかし、たまおがミスターBから直接接触されていることもあり、コメリが大将になった暁に正式に加盟を要請するのであれば断らないとしている。


(※)サティは、諸々の「事情」によってチームBに属さずに、自ら「消される」覚悟でチーム・ヤービスに所属している。


チーム・ヤービス

センシティブな作品

シャーマンキング
総チーム数
  • 不明
所属隊
メンバー


その他

余談

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