概要
発端は『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』にて描かれたエンジェルダウン作戦。
本作戦にて、シン・アスカは本来パイロット技能も機体性能も上であるキラ・ヤマトのフリーダムを、インパルスの機体特性とキラの操縦の癖を利用する形で撃破した。
後にキラとは和解し、世界平和監視機構コンパスでは彼の部隊に加わるが、本人の知らぬ間に「難敵として名高いフリーダムを討った」戦功に尾鰭がついた結果、表題の異名を得てしまった。
シンは『SEED FREEDOM』前半にてアグネス・ギーベンラートから教えられるまでそれを知らなかったのだが、作戦命令を出したギルバート・デュランダルの本音を知り、キラと和解した今では悪名や黒歴史以外の何物でもなく、「この事がキラに頼ってもらえない原因なのではないか?」と作品後半まで思い悩んでいた。
また、ザフト内だけでなく外部にも知られており、ファウンデーション王国のグリフィン・アルバレストに揶揄され逆上する場面も見られた。
ちなみに、キラ自身はアスラン・ザラに対して「あれは僕もザフトと戦っていいのかどうか迷ってたから。カガリもいて何とか逃げ切りたいって思ってて」と言い訳こそしたものの特に根に持っておらず、むしろシンの腕を信頼して自身の乗機と同格の機体であるイモータルジャスティスを託していた。
余談
- 劇場版が公開される以前に、『スーパーロボット大戦V』ではシンに「ザフトの青い稲妻」というスパロボオリジナルの異名が設定されていた。どうしてこうならなかった……。
- 『SEED』では、当人が意図していない二つ名が付くことが多い。
関連タグ
機動戦士ガンダムSEEDFREEDOM シン・アスカ フリーダムガンダム 二つ名(ガンダムシリーズ) 黒歴史
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