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大空翼

おおぞらつばさ

週刊少年ジャンプで連載を開始したのち、掲載誌を変えながらも続いている『キャプテン翼』の主人公である。 永遠のサッカー小僧。
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高橋陽一の漫画「キャプテン翼」の主人公


小学生編ではCF、中学生編以降はMF。静岡に引っ越す前の幼少期は東京都で過ごす。(キャプテン翼マガジンVOL4における青葉弥生の発言や描写される地理的条件から考えると東京都の中でも葛飾区が最有力。作者の高橋先生の出身地でもある。誕生日も高橋先生と同じ7月28日)


概要

担当声優

1983版/J・少年期/ゲーム・たたかえドリームチーム小粥よう子
J・中学3年生以降佐々木望
2001年版少年期井上喜久子
2001年版中学3年生以降関智一
2018年版三瓶由布子

ボールは友達」を信条とし、「サッカーの申し子」と呼ばれる。家族構成は船員船長)である父親と、専業主婦の母、15歳離れた弟の大地。静岡に引っ越す前は、近くに祖父母がおり、毎日祖父母の経営する船宿へ(宿の目の前の空き地でサッカーをするため)遊びに行っていた。小学4年生までは周囲にサッカーをする人がおらず1人(と犬のリク)でサッカーをしていた。5年時に青葉弥生と同じクラスになり、弥生の兄のいるサッカーの盛んな中学校で練習をする中でその実力が明らかになり、翼の父親はサッカーの盛んな南葛への引っ越しを決断する。


静岡へ引っ越し後は、多くのかけがえのない仲間とサッカーを楽しみ、小学生で「オーバーヘッドキック」、中学生で「ドライブシュート」をマスターするなど、ずば抜けた身体能力とセンスを有していた。


ブラジル代表のロベルト本郷の指導のもと、様々なポジションを経験し、世界に誇るトップ下として成長と遂げていくことになり、日本代表ではA代表を除く各世代でキャプテンを務め、本編最強最高のエースストライカーである。


一見負け知らずに見えるが、無印の小学生編では日向小次郎率いる明和FCに一度負けており、修哲小や東邦学園相手に引き分けたこともある。


小学生時代から日本代表まで、相方は「黄金コンビゴールデンコンビ)」と称される岬太郎W杯優勝を誓い合った若林源三も永遠の盟友である。また石崎了のことも本格的にサッカーが出来るきっかけを作ってくれた恩義から、特に大事な親友であると考えてる。


続編「ワールドユース編」にて、それまで翼を慕い支えていた中沢早苗結婚し、二児(疾風、大舞)の父親となる。


経歴

南葛小学校 - 南葛SC(南葛市選抜チーム)- 南葛中学校 - 浜名クラブ(社会人実業団チーム)- 新生全日本 - サンパウロFC(アニメでは、J:サンパスFC、平成版:ブランコス)- FCバルセロナ(アニメではカタルーニャ)- バルセロナBチーム - FCバルセロナ


ジュニアユース編終了後にブラジルに渡り「ワールドユース編」で既にサンパウロFCの中心選手として活躍。ブラジルリーグ優勝を果たした。日本代表としてキャプテンをつとめワールドユース優勝に導く。「ROAD TO 2002」以降はFCバルセロナで大活躍し、最新作「ライジングサン」では日本代表キャプテンとしてオリンピックでの金メダル獲得を目指す。



大空翼無双物語


キャプテン翼」とは大空翼というチート主人公の無双物語、と揶揄されることもあるが・・・「翼」の実力は、歳月を重ねるごとに上がっていった。


【伝説が生まれるまでの過程】

無印当時、翼は強力なライバルたちとの激闘に倒れ、傷つき、成長するという「努力友情勝利少年ジャンプスローガン)」を体現する熱いヒーローであり、続編「ワールドユース編」時点でもまだ、自身も怪我に苦しんだり、事故で代表を離れた岬太郎を最後に頼る描写なども見られた。


しかし黄金世代の中で一人だけ既婚となりFCバルセロナに移籍した「ROAD TO 2002」より大空翼無双物語が加速。強敵の技を見ただけですぐに自分の技にしてしまう、所謂「制限時間のないパーフェクトコピー」能力を自由自在に発揮。バルサの一員として大活躍し11人抜きゴールまで達成。怪我スランプもなく、にも子宝にも恵まれながら、あっという間に世界一のトッププレイヤーになってしまった。

このように、作者が極端な無双描写を続けた結果、実情として「もう世界のどこにも翼にはライバルがいない」状態になってしまっている。

これではどんなに活躍しても読者の共感を得るのは難しく、25周年記念の公式人気投票企画でも日本選手全体の5位に沈んでいる。端的に言えば、チームプレイにも完璧に対応できる流川楓である。


(上記の記述の流れがあったものの、最近(2020年現在)では翼の「ライバル」と言える実力を持つキャラクターの活躍の場も増えている)



永遠のサッカー小僧


「大空翼無双物語」と揶揄されることがあるものの、「キャプテン翼」の顔として現在も世界中で高い人気を誇り、バルサ入団時にはレアル・マドリードのオーナーが「何故、レアルにツバサを入団させなかったのか?」と公式声明を発表した。翼の1点の曇りもないサッカー人生はやはり、サクセスストーリーを求める実在のサッカー関係者にとっては夢なのだろう。


ブラジルで開催されたリオオリンピックの閉会式で流れた東京オリンピックのプロモーション映像にも、岬とツインシュートを放つ姿で登場している。


まだ世にJリーグすら存在しておらず、過半数の日本人が「W杯?なにそれ?おいしいの?」状態だった1981年当時に、「夢はワールドカップ優勝!」と小学生にして豪語した、とてつもなく大きなを抱き続ける人物である。その巨大な夢は海を越え世界にも伝播し、国籍を問わず、現在活躍する多数のプロサッカー選手が、少年時代に翼のようなサッカー人生を夢見ていたと語っている。


余談

  • 弟の大地や息子2人は翼のクローンと思うくらいに酷似しているので度々読者の話のネタになる。
  • 原作者の高橋陽一は連載当時はサッカーに詳しくなく野球のほうが詳しく、人気投票の企画などで翼に野球のユニフォームを着用させていた(そして当人は蹴った方がストライクを狙えるとルール無視極まりない台詞を放っている)。
  • 小学生時代の翼は若林などにチビと呼ばれている描写が有るが、2018年アニメ第1話でプロフィールが出たときは145cmと表示されており意外と高い。

関連イラスト

キャプテン翼キャプ翼らくがき


関連タグ

キャプテン翼 ボールは友達 ゴールデンコンビ 黄金コンビ

オーバーヘッドキック

もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな

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