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概要

魔法少女まどか☆マギカ』の登場人物、巴マミ佐倉杏子カップリングコンビ

同じ組み合わせを指すタグには杏マミマミ杏がある。


赤と黄色、槍と銃の組み合わせである。

このカップリングは本編最終話と終了後から活発になった組み合わせといえるだろう。


2017年8月9日にリリースされた『魔法少女まどか☆マギカ Ultimate Best』には水橋かおり(巴マミ)&野中藍(佐倉杏子)のふたりによるデュエットソング『Stairs』が収録された。


『 どこまでも手間のかかる後輩ね 』先輩後輩

杏子の初登場はマミの退場後の第4話だったため、お互いに会話するシーンは無い(杏子の台詞から、何かしらの面識はあった模様)。

ベテラン同士ということで過去の関係について想像される事が多い。

本編での描写があまり無いということは、自由に想像(妄想)出来るということでもある。

また、10話以降で両者の2ショットが増えている。

最終話では、魔法少女になる決意を固めたまどかを二人並んで激励し、後押しした。

このシーンでの場所がマミの部屋だったので、やはりなにかしらの交流のようなものがあったのではないだろうか。

さらに改変後の世界では、共に魔法少女として魔獣と戦っている姿が描かれた。

また魔法少女おりこ☆マギカでは、互いに情報交換する程度には親しい様子。


境遇は違えど、互いに家族を亡くしているという共通項がある。


関係

魔法少女まどか☆マギカBD/DVD第5巻特典のドラマCD「フェアウェル・ストーリー」によりこの二人は師弟関係であったことが判明した。後にお互いを想いながらも別れることとなったが、二人にとってかけがえのない時間であったに違いない。

また、この関係は魔法少女まどか☆マギカポータブル杏子ルートで杏子の回想でも描かれている。


魔法少女まどか☆マギカ〜The different story〜の上巻では、フェアウェル・ストーリーを元にしたストーリーが描かれており、巴マミ佐倉杏子に焦点が当てられている。


一部ネタバレを含みますので閲覧には注意して下さい




















以下、フェアウェル・ストーリーより あらすじ

魔女を追って見滝原へやってきた佐倉杏子。魔女の幻惑の魔法に苦戦していた所を、見滝原を拠点にしている巴マミに助けられる。その後、マミから居室でのお茶に誘われ、そこで聞いた魔法少女としての使命や考え方に感銘を受けた杏子は、「あたしをマミさんの弟子にしてもらえないかな」「一人前の魔法少女になるために、マミさんの下で色々勉強したい」と相談をもちかける。マミも「私も魔法少女の友達がほしいなって思ってたの」と快諾し、2人はコンビを組むことになった。


杏子は効率的な魔女の探し方や戦い方など色々な事を教わり、魔法の特訓を通して、幻術の必殺技『ロッソ・ファンタズマ』を開発。師匠役のマミから「この短期間でここまで魔法の使い方が上手くなるなんて、これは才能ね」と言われるまでに急成長した。その後、一人暮らしのマミを自分の家族と会わせて食事を共にするなど(杏子が自宅に友達を呼ぶのは初めての事だったらしい)、2人は互いの信頼を深めていく。一方、杏子の願い事が自分のためではなく親のために使ったことをマミに気付かれ、「魔法少女の戦いは危険を伴うし、自分を犠牲にしなくちゃならないこともある。それが自分の願い事の対価だと思えば我慢もできるけれど、そうでないとしたら…」と心配される。杏子は大丈夫と答え、「みんなの幸せを守る、それがあたしの願いなんだよ」と伝える。


しかしその後、自分の願い事が引き起こした一家心中をきっかけに、杏子はこれまでの考え方を変え、「二度と他人のために魔法を使ったりしない。この力は全て自分のためだけに使い切る」と決意。願いで発現した幻惑の魔法を無意識に封印すると同時に、マミと意見を衝突させるようになる。コンビを解消すると告げる杏子をマミは引きとめようとするも、意見の相違は決定的となり、ついには互いに交戦するに至ってしまう。そして、その戦いは「そんな殺す気の無いなまくら玉、避ける必要すらないんだよ!」と叫ぶ杏子が裂帛の気合いの下にマミのリボンを突破し、マミに敗北を認めさせるという形で決した。

戦いが終わって、マミは「あなたは独りで平気なの?孤独に耐えられるの?」と問いかけるも、杏子は「あんたと敵対するより、ずっとましさ」と答え、完全に人間関係が壊れる事こそ免れたが、見滝原を出て行った。

上記のように互いに天涯孤独の身になった事もあって、完全な絶縁は免れ、その後も互いに情報交換するなどの付き合いはあったようだが。


後日、巴マミは既に去り、杏子は暁美ほむらワルプルギスの夜を倒すために対策を練っている時、ほむらの「私たち2人ならできる」という言葉に、杏子は「2人なら、か…あいつもそんな風に思ったのかもな…」と回想する。


魔法少女まどか☆マギカポータブル杏子ルートより

見滝原を訪れたときはマミの後釜を狙いに来ており、死んだマミをからかっていたが、(フェアウェル・ストーリーでもその辺りは仄めかされていたが)内心ではマミの死を悲しんでいたことがわかる。


美樹さやかと対立しほむらと手を組んで数日後、亡きマミのマンションを訪れた杏子は過去を懐かしみ、彼女のベッドの枕元にゲームセンターで取ってあげたテディベアが形見のように置かれているのを目にし、キュゥべえにマミの後釜は自分を含め誰にも勤まらないと告げる。


ある日の夜路地裏で使い魔を倒したさやかと遭遇し、正義の為に必死に戦うさやかをからかっていた。しかしそんなさやかを見ている内にやがて嘗ての自分と重ね合わせ、そしてマミと共に過ごしてきた日々を思い返す。


それはまだ杏子が魔法少女になったばかりのころだった。

地元で取り逃がした使い魔を見滝原まで追っていき、幻惑魔法で惑わせ倒すも本体は倒されておらず、隙を突かれ絶体絶命になりそうになったところをマミに助けられる。これがマミとの初めての出会いであった。

そして共闘し使い魔を倒した後お互い自己紹介をする。杏子は彼女に対し憧れを抱き弟子入りさせてもらった。マミにとってみれば今まで孤独に戦ってきた為に仲間が出来るということは嬉しい限りだったかもしれない。

その後、マミは杏子に魔法少女に必要な事を教え、特に人を守る思いを杏子に教えてあげた。これはマミが嘗て男児を救えなかった無念の思いから来ているのだろう。

この頃の杏子は人のためになる事を行うことが心地よく、何より同志の仲間が居る事が彼女の喜びだった。

ある日、杏子の不注意で使い魔を逃してしまうも、マミはそれを責めることはなかった。

杏子に優しく接するマミは、魔女退治で家族の団らんからかけ離れてしまった杏子にとって、まるで姉のような存在でもあった。

またある日、マミは自身のマンションで杏子と共に彼女の新たな魔法を思考し、そのアイデアの一つに結界を張る魔法があった。これは現在でも杏子が使用しているものである。

そのとき、ふと杏子はマミに契約内容を尋ねた。そこで、マミ自身遭遇した交通事故から助かるために契約したこと、しかし自分の事で精一杯だったため両親は還らぬ人になってしまい、そのため「絶対に人を助ける」と決意した事を聞いた。この思いには過去に魔女に負け男児を救えなかった無念の思いも含まれているのかもしれない。

そしてマミは杏子が家族を守るために魔法少女になったことを聞き、「自分の守るべきものを、大切にしなさい。そして、絶対に手放しちゃ駄目。」と告げられ、マミと約束をする。

しかし、後の悲劇によって家族を失ってしまった為に、杏子はその約束は果たすことは出来なかった。

過去の回想が終わり、最後まで「人を守る」思いで突き進み死んでいったマミを失ったことを、杏子は強く悔んだ。そしてさやかが過去の自分と同様に他人の為に戦っても、それは報われないと感じていた。

マミの死に杏子は強い影響を受けることとなり、当初さやかに対し強い反発心を抱いていたがやがてマミと同じ道を進ませないように決意する事に。


その後、教会跡付近にマミの墓を作ってあげ、墓にはマミの枕元に置かれっぱなしだったテディベアを備えていた。

杏子曰く「落ち着かないから」だと言う。そして人の為に戦って散ってしまったマミに対し相当悔やんでいた。


教会跡でさやかに語った杏子自身の過去のラストにも登場しており、ドラマCD同様にマミに勝利し見滝原から去っていく。

その際マミの「あなたは独りで平気なの?孤独に耐えられるの?」の台詞は、マミ自身の大切な仲間を失いたくないという思いが強く表れていることが窺える。


SLOT魔法少女まどか☆マギカより

杏子と銀の魔女の戦闘でボーナスを引くと、まさかのマミ乱入

叛逆の物語ですら見ることのできなかった、映像媒体でのマミあんの共闘である。


叛逆の物語より

本作では終始ほむらの視点で物語が描かれているため、ナイトメア戦後に杏子がケーキを欲しがる場面やまどかがほむらを迎えに来る場面など、直接的に二人の交流が描かれたシーンは少ない。

パンフレットにおける杏子のキャラクター紹介文においても「マミとは旧知の仲」と書かれるに留まっている。


……だが、ほむらが杏子が見滝原に訪れた理由を質問した時に「マミの縄張りを手伝うため」と答え、マミにベベと出会った時期について質問した際には「鹿目さんや美樹さんよりも前」と答えるものの「佐倉さん」には言及しないことで杏子とは更に古い時期からの知り合いである事を暗に示し、最後のとどめにドラマCDで明らかになった「風見野」の地名が登場するなど「明確には語られないが、知っているとニヤリとできる」描写が各所に存在する。

また、杏子は緊縛技の「アミコミ・ケッカイ」、マミはリボンによる分身技とお互いの得意技をコピーしたかのような新技を披露しているのも見逃せない点だろう。


物語終盤において、キュゥべえの実験から解放されたほむらをまどか達が迎えに来る。まどかは概念となっており、さやかとべべ(なぎさ)は消滅しているため、ほむらが素直に円環の理に導かれていれば現世で残るのは杏子とマミの二人となり、魔法少女コンビ復活となるはずであった。


が、

ほむらはまどかの人格を奪い取り、2度目の世界改変を起こしてしまう。そのことでほむらどころか、まどか、さやか、なぎさも再度人として生きることとなり、マミあんコンビの実現はできなかった。


虚淵氏のインタビューによると、初期の頃はほむらが導かれて終わる予定だったため、大人の都合によるものである。


マギアレコードより

ゲーム版では、共にチームは組んでいないものの比較的良好な関係であり、アナザーストーリー4章を見るにたまに会って情報共有などしている様子。また、マミ自身もまた元の関係に戻りたいという思いを語っている。

その後、しばらく経ったアナザーストーリー8章にてマミはウワサによって洗脳されまどか、さやか、ほむらをアリナの結界に拘束し見滝原から出られないようにした後、杏子はマギウスの翼を見極めようと潜入したあと出会うことになる。そこで杏子から見たマミは、今までのマミでは無いことに気づき違和感を覚える。そして、こんなの、巴マミじゃねぇ!とかつての自分が憧れた巴マミが変わってしまったことを嘆く。それを聞いたマミは噂が剥がれかけている。

結果的にはその後マギウスの灯花、ねむが来たことで洗脳の強化をされてしまったが信頼関係の強い同じチームのまどか達でさえ出来なかったことをたった1人で行っていることから双方には見えないけどとても強い信頼関係があったことが窺える。

また、メインストーリー9章では1人ウワサに乗り込んで行ったマミを追いかけグリーフシードを渡す杏子の姿や、アナザーストーリー10章にて、協力関係を持ちかけ前みたいな関係に戻る訳ではなくここからまた新しい関係を築いていけないかと問い杏子もそれに応じている。

テレビアニメ版では、両者の過去の事を知らない視聴者のことを配慮してか2期6話まで両者との間に接点はほとんどないものの2期6話のホーリーマミを見た杏子の台詞の「あの巴マミがいいように使われてさ」、7話の「ビビるなよ離れたらでかいのくるぞ」とマミの事やマミの戦い方を知ってるような描写がある。また、ホーリーマミとなったマミを直接助ける役割はさやかなので杏子は担っていないが助けた直後に落下するマミを受け止めたり、肩を貸す時に「世話がやけるぜ」と言いつつ安堵した表情を浮かべている等両者の過去を知っている視聴者にとっては嬉しい描写がある。


関連イラスト

R.I.P.特に理由のない冬っぽいマミ杏

マミ、またねセンシティブな作品


関連タグ


巴マミ


佐倉杏子

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