「ボンバベシ ゴセビパヅグジョグギバギ (こんな蹴りオレには通用しない)」
データ
身長/211cm
体重/246㎏
登場話…EPISODE3「東京」 ~ EPISODE 11「約束」、EPISODE 12「恩師」
概要
演:野上彰(現:AKIRA〈プロレス〉、アキラノガミ〈芸能〉)
※演者の野上彰はプロレスラー(出演当時新日本プロレス在籍)。現在はプロレスラーとしてはWRESTLE-1に、俳優としてはアキラノガミの名前で浅井企画に所属。
鋼鉄のような筋肉と鎧のような固い皮膚を兼ね備えており、強靭な防御力を誇る。
人間体はいつも怒っているような表情をしているレスラー体形の男。
ゲゲルの権利を奪われたことや、警察犬に匂いを察知され、アジトを襲撃されるという失態を犯したことからから、メ集団のメンバーとよく衝突している。特にビランとは仲が悪く、戦闘にまで発展している。
元々犀は目が悪い代わりに鼻と耳が非常に発達した生物であり、その能力を持つザインは耳がよく、車のアイドリング音が大嫌い。
頭に大きな角を備えており、この角を使った攻撃は大型トラックを容易くバラバラに粉砕する威力を持っている。
パワーも強く(犀なんだから当たり前だが)、クウガを十数m上空まで軽々と投げ上げるほどの怪力を有する。
劇中での活躍
第3話で初登場。車のアイドリング音に反応してイライラしていた。
第7話でズ集団からメ集団にゲゲルの権利が移ってしまい、ゲゲルを行えなくなってしまう。また、この時からビランと衝突していた。
納得がいかず、バルバに抗議するも、唯一昇格したガルメに「ルールはルールだ。」と言い負かされてしまう。
その後、警察犬に匂いを嗅ぎ付けられてアジトが警察にばれてしまうという失態を犯してしまい、グロンギ内で次第に孤立していく。
いつまで経ってもゲゲルが出来ないでいたザインは2000/3/25(日)にとうとう勝手にゲゲルを始めてしまった。
グゼパ(犠牲者の数を記録する腕輪)を持ち出し、アイドリングをしている大型車のドライバーをターゲットに殺しを繰り返し、茨城県警の包囲を返り討ちにして34人もの人命を奪った。
クウガとの初戦では、変身ポーズを待たずに攻撃を仕掛け、お互い変身前の状態で交戦。
ようやく変身したクウガマイティフォームのマイティキックを受けても、まったく効いていなかった。
クウガを上回る馬鹿力で殴り、投げ飛ばし、しまいには角で刺し殺そうとするも、ザインが勝手にゲゲルを始めたためにゲゲルを行えず怒り狂ったビランが乱入。
この連続殺人を止めるため、雄介は新しいマイティキック開発の特訓を開始、一条薫刑事は殺人の法則性を発見し自らが囮となってザインをおびき出そうとする。
この罠にザインはあっさり引っかかり、助けに入ったクウガとの戦闘に突入する。
トライチェイサー2000での攻撃を受け止めるものの、連続パンチを受けて怯んだところに、クウガの回転を加えることで威力を上げた強化マイティキックを顔面に受けて爆死した。
「エピソード46.5 初夢」では雄介初夢で彼そっくりの人物がポレポレの客として登場し、この時もビラン似の客と羽子板を取り合って喧嘩をしていた。
楽屋ネタ満載の「エピソード50 乙彼」では登場してから数秒で、人間体のまま沢渡桜子にキックされて死亡している。その際「ガン、ムラタ、ギデデ、ダブセビ、ザデデ、ゴセンザ!ウアアアアアアアアッ !」(村田さん、俺のファンだって言ってたくせに・・・)と叫んでいた。
漫画版
リメイク漫画版ではサイダンプやメタルゲラスのような更に武骨なデザインにアレンジされており、メ集団に権利が早々に移行(TV版におけるグジル以降のズ集団全員のリストラ)してしまったため、ラの連中の司会進行を無視し怒りのままにトラックを襲撃していた。
早々にズを離れたメ・ガルメ・レにその短慮さをさんざんに愚弄された挙句、クウガと戦う前に闇討ちに遭いボコボコにされてしまった。
派生作品
『レッツゴー仮面ライダー』や『仮面ライダーフォーゼ』、『スーパーヒーロー大戦Z』などにカメオ出演している。
『仮面ライダーディケイド』ではン・ガミオ・ゼダに殺された通行人がザインに変貌している。
『仮面ライダーウィザード』では魔宝石の世界の住人として登場。
アマダム三人衆と共にディケイドを襲ったが、ディケイドに斬り裂かれてバッタヤミー共々爆発四散した。
関連タグ
特撮 怪人 仮面ライダー 平成ライダー 仮面ライダークウガ サイ グロンギ グロンギ語
グレイサイキング:トラック嫌いの犀
バハムート(ファントム):変身前がムキムキの後輩