もしかして
真面目な解説
カードゲームを題材とした作品群においてはややもすれば超展開が幾つも発生する。
それらの超展開をひとまとめにしてカードゲームではよくあることと言うのだが、大半が遊戯王でやったことだったりする。
そして、カードゲームアニメ(というかホビーアニメ)ではよくあることだが、結構髪型も凄いキャラクターが多い。
但し一部のカードゲームは現実に近い描写をしているがやはり販促や内容をド派手にするせいかこの法則には抗えない。
一応、キャラクターをフィーチャーする等で販促はしている。
ちなみに、こうしたケースは「カードゲームアニメ」に限った話ではなく、常識が通じないような「ホビーアニメ」と言うのは過去にも実例がある。
まぁ流石に販促すらしない作品にはならないだろう。
そんな事を言っていると、カードゲームアニメですらない作品でネタとして触れられる事も稀にあるので、油断はできないが。
大抵のカードゲームにある事
カードゲーム作品でよくある事項をまとめるとこうなる。
- 現実では新しいカードなのに昔からあったり、最近追加されたルールなのに昔からある事になっている。
- アニメのカード効果と現実のカード効果が違う、出損ねたカードがある。
- リアルファイトやカードによっておこるイカサマを超えた犯罪行為。(窃盗、殺人、誘拐、器物損壊等)
- 現実の大会でやったらジャッジを呼ばれかねないレベルの精神攻撃が当たり前に行われる
- 一枚のカードで天変地異が発生したり世界の平和が大変な事になっており、一枚のカードから世界が生まれたりしている。
- カードゲーマーらしからぬ、あり得ない髪型とあり得ない身体能力。
- 実際カードゲームに関係あるのか不明なマッチョが多い。
- 登場人物が、電流流されようが崖から落ちようが爆発に巻き込まれようが高い所から落下しようが体当たりされてビルに激突しようが普通なら死ぬ筈なのに死なない頑丈さ。
- オゾン層に行っても問題ない上に息ができ、普通に喋れる。
- とても人間が目視で見えない距離にあるものが見える視力。
- 話がかみ合わない。
- カードゲームの学校、育成施設があり、内容は十人十色だが、国立大学から新興宗教まがいな物まである。
- 作品によって闇堕ち又は悪堕ちするカードゲーマーがおり、挙句の果てには洗脳等もあり、作品によっては日常茶飯事、シリーズ伝統になっている。
- 自分とは別の魂が体に宿ってたり、別の人格に乗っ取られる。
- 大げさすぎるデュエルディスクやデュエルフィールド。(バイク、異次元、マシーン等)
- 自分達の世界とは違う別世界(宇宙や異世界、別の次元等)に行ったりする。
- 自分のそっくりさんや偽者がいる。
- 切り札カードをピン指し(デッキに1枚しか入れていない状態)でも重要な所でドローする運命力や運の強さ。
- カードがそこらの鉄などより丈夫で下手すると切れる。にも関わらずそんなカードを普通に手で破れる者もいる。
- 作品によっては、カードとは関係ない他の作品のキャラクターが本編のどこかに出ている。それどころかクロスオーバー映画が作られたり、その際に他作品のキャラクターがカードになった例も。
- カードゲームなのに命を掛けたり本当に死んだりする。
- 時には大勢の人間をカードに封印しようとする組織まで出てくる事も。もちろん封印の方法は(基本的には)相手をデュエルで倒す事である。
- 作品によっては、人間ですらない生物や無生物(ロボットなど)がカードゲームをしており、カードのモンスターがやっている場合自分自身を召喚している事もあり、場合によっては逆に人間がカードゲームのモンスターになったりする。
- カードゲームのモンスターの住む世界が存在していたり、現実の世界にモンスターが実際にいる。
- 世界の中心がカードゲームであり、様々な問題は大体カードゲームで解決できる為、カードゲームが強ければ問題ないので、作品によっては犯罪はカードゲームで勝てば許される場合もある。
- 聞いてる側からしたら割と痛い召喚口上を言う。
- 公式ですらネタにするネタバレ次回予告。
- 作品によっては、超能力の様な力やアイテムを使って相手の手札や考えていることを読み取ったりするカードゲーマーもいる。
- カードは作った。
…等々叩けば出るようなレベルではない。
遊戯王でもありえない事
※あくまでも一例です。この他にも、探せば出てくるかもしれません。
- 少女(少女に選ばれた者)以外には見えないカードバトル(物理)。3度負けると願いが反転する、3度勝つとカードに封印されるつまりカードのモンスターになる。更にはこの戦いは形を変えていき悪化している。
- カードゲームしながらイメージして戦い合っており、カードゲームで町おこしをしている事も。
- (カードファイト!!ヴァンガード、次作品カードファイト!!ヴァンガードGシリーズ)
- 元から実体化しており生活や歴史に溶け込む相棒カード。
- (フューチャーカードバディファイトシリーズ)
- そもそもカードゲームする気なしで販促無視の速攻リアルファイト。
- (牙-KIBA- Z/X-Zillions_of_enemy_X- ラクエンロジック(派生であるひなろじを含む) アンジュ・ヴィエルジュ アクエリアンエイジ)
- 実は世界初のTCGである『マジック・ザ・ギャザリング』からしてカードゲームをする気が無い漫画『マジック URZA&MISHRA』が存在する。一方、遊戯王系な『デュエルファイター刃』や『デュエルマスターズ』(初期はMTGネタだった)も存在するが。
- そもそもこれらは「カードゲームを題材とした漫画」ではなく「カードゲームの元ネタとなる世界を描いた漫画」である。解りやすい例を挙げれば、前者は『ポケモンカードプレイ漫画』なのに対し、後者は『ポケモン』そのものの漫画化と言う事になる。
- 主人公が死亡ないし行方不明。
…等々、まあこれらの要素も遊戯王なら難なくやれそうな気がする……。
またこの中でも実際に近い描写をやっているのもある。
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余談
テレビ東京 テレビ朝日で放送されたバトスピシリーズだがバトルスピリッツ烈火魂がこの局系で放送され、カードゲーム原作のアニメ作品が一挙に集まる状況となっていた。
烈火魂終了後、次作品バトルスピリッツダブルドライブが、同じくこの局系で放送されているので、再びカードゲーム原作のアニメ作品が一挙に集まる状況となった。
(ただし、アンジュ・ヴィエルジュのメイン放送局はテレビ東京ではなかったりする)