概要
『キン肉マン』に登場する「宇宙超人委員会」が主催する超人たちの祭典。
人間たちのオリンピック同様、世界各国から代表選抜された超人たちが己の技を駆使し頂点を目指す。
代表超人たちは予選のジャンケンおよび様々なスポーツ競技で篩いにかけられ、そこで勝ち残った選手たちで超人格闘技の決勝トーナメントが組まれる。優勝者には、宇宙超人ヘビー級のタイトルが贈られる。
決勝トーナメントに置いては、異国在籍の超人をセコンドに付けることはできない。
このように書くと正々堂々とした競技会に思えるが、実際の所バカバカしい予選であっても怪我人、再起不能、果ては死人すら続出するという極めて危険な大会であり、『キン肉マンⅡ世 超人大全』においても「21回超人オリンピックの際にはラーメンマンの入院を始めとして、有力超人の負傷や死亡が相次ぎ、悪魔超人が2度襲来した際に戦力不足を招いた。それにもかかわらず22回大会でも相変わらず死者が大量に出ており、キン肉星からは批判が相次いでいる」などと書かれていた始末である。
(現にラーメンマン・ブロッケンJr.・ウォーズマンらは当時残虐超人として扱われていた)
続編である『キン肉マンⅡ世』では「23歳以下の正義超人」と明確な参加資格の規定が設けられた。
作中では第20、21回大会が開催され、いずれもキン肉マンことキン肉スグルが優勝している。
『Ⅱ世』においてはおよそ27年ぶりに復活し、第19回のチャンピオンであるロビンマスクの息子・ケビンマスクがキン肉スグルの息子・キン肉万太郎を制し優勝。父とその弟子の雪辱を晴らした(ただしアニメ版では万太郎が優勝している)。
またなぜか準優勝という好成績を残しても祖国からバッシングを受ける傾向にある。
予選一覧
第20回大会
種目 | ルール | 主な脱落者(太字は死亡者) |
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ジャンケン | ただのジャンケン。 | カニベース |
怪獣重量挙げ | 1tの怪獣を重量挙げする。 | スペシャルマン |
月往復マラソン | 地上から月面まで行って兎を持って帰る。 | アマゾンマン、キンターマン他8名死亡 |
第21回大会「ザ・ビッグファイト」
種目 | ルール | 主な脱落者 |
---|---|---|
超人ふるい落とし | 本当に巨大なふるいにかけられ体格を選別される。ミート君も前掲の『超人大全』にて「実力があってもキング・ザ・100tとかは落選しそうですね」とか言っている。 | カニベース、ジェシー・メイビア他多数 |
恐怖の火炎地獄・50メートル力泳 | ガソリンで満たされたプールを泳ぎ、後ろから迫る火より速く移動して消火装置を押す。 | イカデビル他4名死亡 |
新幹線アタック | 新幹線を東京駅から押してどこまで飛ばせるか競う。 | テリーマン他 |
ローラースケートサーキット | 富士山の周囲に作られたサーキットをローラースケートで10周する。妨害あり。 | カナディアンマン、タイルマン、ザ・フィッシャーマンズ他 |
第22回大会「ザ・リザレクション」
アニメ版では初版の都合で「超人ワールドグランプリ」に改称される。
また、話の都合上TVアニメでは予選完結直後に最凶悪行超人軍団が乱入し、アニメ第2期「ULTIMATE MUSCLE」開始まで(作中経過時間で)数か月に渡り中断されっ放しだった。
種目 | ルール | 主な脱落者 |
---|---|---|
あっち向いてホイ | 普通のあっち向いてホイ。 | カニベース、ガゼルマン他 |
ダルマ落としでドン! | 400㎏の岩でダルマ落としを行う。 | セイウチン他 |
ビーチフラッグでイェイ! | 砂浜を走り、設置された像から落ちる人を救出する。1試合3人で行う。 | テリー・ザ・キッド他 |
二人三脚でZEI! ZEI! | 二人三脚の障害物競走。 | チェック・メイト他。パワーコマンドジョーを始めとして何人も死んでいる。 |
新キャラ一覧
第20回大会編
第21回大会編
キン肉マンⅡ世
関連タグ
キン肉真弓(第9・10回優勝)
ハラボテ・マッスル(第11回優勝)
ウルドラマン(第18回優勝)
ロビンマスク(第19回優勝)
キン肉スグル(第20・21回優勝)
ケビンマスク(第22回優勝)