概要
2005年12月8日に発売されたプレイステーション2専用ソフト、及びその続編となるシリーズ。
新宿歌舞伎町をモデルにした架空の町"神室町"を舞台に、男たちの生き様を描く。
現代日本を舞台としたリアルな世界観が特徴。ストーリーに応じて神室町を飛び出し、大阪や沖縄、福岡に北海道に名古屋、果ては広島へ。
主人公・桐生一馬を中心に描かれる骨太なハードボイルド路線のストーリーは、極道やマフィアなど裏社会を舞台に、伝説の龍を幾度と大いなる戦いの渦へと招き、多くの人間との出会いと別れを経て、新たな伝説を積み重ねた。
極道の抗争だけではなく、人助けや悪人討伐と言ったサブストーリーに加えてカラオケやキャバクラ、ゲームセンターなどのミニゲームも充実している。『龍が如く6』以降は、ドラゴンエンジン搭載により、全ての移動がシームレスになっている。声優陣も毎回豪華で、物語の主要人物は実在の芸能人がモデルになっている事も。
また多数のスピンオフ作品を排出しているのもシリーズの特徴で歴史上の偉人たちを龍が如くのキャラクターに置き換えた『龍が如く 見参!』(江戸初期)『龍が如く 維新！』(幕末)、突如神室町にゾンビが現れたというぶっ飛んだ設定の『龍が如く OF THE END』などが発売されている。
2010年には主人公を18歳の少年・右京龍也に置き換えたスピンオフ作品『クロヒョウ』が発売されている。こちらは龍が如くシリーズと世界観を共有するスピンオフ作品で、家庭用ハード用に開発されている本編とは異なり、携帯型ハード「プレイステーション・ポータブル」向けに開発された。シリーズとしては第2作まで制作されている。
2018年には北斗の拳とのコラボ作品『北斗が如く』が発売。バトルシステムは従来の龍が如くのシステムに秘孔アクションを取り入れたもので、街歩き要素や多彩なミニゲームも用意されている。なおこちらのキャスティングには、龍が如くの声優陣が振り当てられている。
2018年12月13日には龍が如くスタジオ制作の『JUDGE EYES：死神の遺言』が発売される。クロヒョウ同様、龍が如くシリーズと世界観を共有するスピンオフ作品で、龍が如くのキャラクター達は登場しないものの、神室町や東城会、小野ミチオ君などシリーズではお馴染みの要素やバトルシステムやミニゲームなどが受け継がれている。ジャンルはリーガルサスペンスアクションで、本作オリジナルの探偵要素が用意されている。
シリーズとしては『龍が如く6』で一端の区切りを迎え、約11年間描かれてきた桐生一馬の物語は幕を下ろし、現在は新主人公・春日一番を中心とした新・龍が如くプロジェクトが始動。
まずスマホアプリ『龍が如く ONLINE』が配信され、続いて6のその後の世界を描く『龍が如く7 光と闇の行方』が発売。ジャンルはアクションからコマンドRPGに変わり、新たな舞台として横浜・伊勢佐木異人町が用意されている。
『ONLINE』と『7』は春日をはじめとする多くの登場人物が共通、かつどちらも「2010年代後半、近江連合が東城会との覇権争いに勝利し神室町を支配した」という状況から開始するが、近江連合勝利の理由や春日の具体的な人物像など細かい相違点が多く、パラレルワールドだが公式は『7』も『ONLINE』も両方春日一番の物語としてどれを選んでも正史として扱っている。
当初『龍が如く』は企画段階で任侠モノという内容にセガの上層部から難色を示されたという。それでも名越稔洋氏は信念を押し通して認可を得たエピソードがある。
シリーズ
ゲーム
『龍が如く』2005年12月8日発売 - プレイステーション2・3(HD)・WiiU(HD)
『龍が如く2』2006年12月7日発売 - プレイステーション2 ・3(HD)・WiiU(HD)
『龍が如く 見参!※』2008年3月6日発売 - プレイステーション3
『龍が如く3』2009年2月26日発売 - プレイステーション3・4
『龍が如く4 伝説を継ぐもの』2010年3月18日発売 - プレイステーション3
『クロヒョウ 龍が如く新章※』2010年9月22日発売 - プレイステーション・ポータブル
『龍が如く OF THE END※』2011年6月9日発売 - プレイステーション3
『クロヒョウ2 龍が如く 阿修羅編※』2012年3月22日発売 - プレイステーション・ポータブル
『龍が如く5 夢、叶えし者』2012年12月6日発売 - プレイステーション3
『龍が如く 維新!※』2014年2月22日発売 - プレイステーション3・4
『龍が如く0 誓いの場所』2015年3月12日発売 - プレイステーション3・4
『龍が如く 極☆』2016年1月21日発売 - プレイステーション3・4
『龍が如く6 命の詩。』2016年12月8日発売 - プレイステーション4
『龍が如く 極2☆』2017年12月7日発売 - プレイステーション4
『龍が如く ONLINE』2018年11月21日配信 - iOS・Android・PC
『JUDGE EYES：死神の遺言※』2018年12月13日発売- プレイステーション4
『龍が如く7 光と闇の行方』2020年1月16日発売 - プレイステーション4
『LOST JUDGMENT：裁かれざる記憶※』2021年9月24日発売 - プレイステーション4・プレイステーション5
『龍が如く維新! 極☆』2023年2月22日発売予定 - プレイステーション4・プレイステーション5・XboxSeriesX・XboxSeriesS・XboxOne・Steam
『龍が如く7外伝 名を消した男>※』2023年発売予定 - プレイステーション4・プレイステーション5・XboxSeriesX・XboxSeriesS・XboxOne・Steam
『龍が如く8』2024年発売予定- プレイステーション4・プレイステーション5・XboxSeriesX・XboxSeriesS・XboxOne・Steam
※はスピンオフ作品。
☆はリメイク作品。
映像化
『龍が如く ～序章～』 - 映画。三池崇史監督。主演船木誠勝。
『龍が如く 劇場版』 - 映画。三池崇史監督。主演北村一輝。
『クロヒョウ 龍が如く新章』 - テレビドラマ。MBS制作。主演斎藤工。
『クロヒョウ2 龍が如く阿修羅編』-同上。
『龍が如く 魂の詩。』- ネット配信ドラマ。江口カン監督。主演葉山奨之。
登場人物
1～6および0
- 桐生一馬
- 澤村遥
- 錦山彰
- 真島吾朗
- 堂島大吾
- 冴島大河
- 伊達真
- 秋山駿
- 狭山薫
- 風間新太郎
- 柏木修
- 嶋野太
- 澤村由美
- 神宮京平
- 田中シンジ
- 郷田龍司
- 島袋力也
- 神田強
- 峯義孝
- 谷村正義
- 宗像征四郎
- 品田辰雄
- 朴美麗
- 馬場茂樹
- 渡瀬勝
- 黒澤翼
- 金井嘉門
- 相沢聖人
- 久瀬大作
- 阿波野大樹
- 渋澤啓司
- 西谷誉
- 佐川司
- 老鬼
- 立華鉄
- マキムラマコト
- 宇佐美勇太
- 南雲剛
- 広瀬徹
- 染谷巧
- ハン・ジュンギ
- 小清水寛治
- 巌見恒雄
- 菅井克己
- 小野ミチオ
クロヒョウ
OF THE END
春日一番編（7、ONLINE等）
ジャッジアイズ
ロストジャッジメント
関連イラスト
関連タグ
ボーダーブレイク(アバターパーツ配布のコラボレーション)
