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阪急京都線の編集履歴

2022-10-18 20:07:34 バージョン

阪急京都線

はんきゅうきょうとせん

阪急電鉄の大阪梅田~京都河原町間を結ぶ路線。正式名称は「京都本線」。 また、京都本線と千里線・嵐山線を合わせた総称。
  1. 阪急京都本線の通称路線名。
  2. 京都本線のほか、千里線嵐山線とを合わせた路線群の総称。

「京都本線」について

戸籍上の正式な起点は十三駅となる。十三への全列車が大阪梅田駅に乗り入れており、京都線の大阪梅田~十三間は戸籍上では宝塚線の線増扱いになっている。現在、駅や車内では、ほぼ「京都線」と案内されている。


総称としての「京都線」について

系統上は京都本線・千里線・嵐山線の3線を合わせて京都線と総称される。

かつてはこの路線のみ地方鉄道線であったため(1977年まで神戸・宝塚線系統は軌道線だった)、京都線系統は「鉄道線」と呼ばれていた。


歴史

最初に開業したのは1921年、十三~淡路(千里線豊津まで)間で北大阪電気鉄道が開業させている。現在の阪急の母体である当時の阪神急行電鉄とは資本の関係のない別会社であったが、開業当初から連絡切符を発売し、また使用車両も阪急で製造されるなど関係は深かった。

その後、経営の悪化で京阪に買収され「新京阪鉄道」となり1928年に京都西院駅まで開業し現在の京都線の母体がほぼ出来上がる。この際に関西圏で初めての地下鉄道(地下駅)を建設している。

後に「京阪電気鉄道」に統合され、一時は京阪の「新京阪線」となっていた。

そして戦時合併により阪神急行電鉄と合併し、京阪神急行電鉄となった。


戦後旧京阪が分離された際、旧京阪陣営は新京阪鉄道部分の京阪完全復帰を含めた分離を求めたが、阪急側はそれに応じず半ば強奪に近い形で京都線は阪急に帰属することとなってしまった。


大阪方は元々十三までしか開通しておらず、当初は天神橋(現:天神橋筋六丁目)をターミナルとしていたが、やはり乗客は淡路から梅田方面に流れていた。戦時中の昭和20年4月に初めて梅田まで宝塚線の線路に乗り入れ(すぐに空襲が激しくなり中止)ており、戦後も再開されたが、宝塚線との共用のためダイヤが思うように増やせなかったので、宝塚線の線路を増やすという形で3複線工事が行われ1959年に完成している。

1963年に河原町まで開業し、現在の形がほぼ完成した。1969年には天神橋筋六丁目から大阪市営地下鉄(現:OsakaMetro)堺筋線との乗り入れが開始されている。


開業当初から国鉄(⇒JR西日本)と競争関係にあり、戦前は国鉄の超特急「つばめ」を追い抜いたという逸話(真偽については諸説あり)のあるP-6や、戦後も2800系や6300系などが国鉄の電車と激しく争っているが、JR化以降は新快速の攻勢に押され、長年続いた特急の京阪間ノンストップがなくなるなど、輸送体系は大きく変化している。


2018年6月18日に発生した大阪北部地震では、震源地に近い茨木市内の駅で大きな被害を受けたため全線運休することとなったが、当日夜までに壊滅的ダメージを受けた南茨木駅を除き営業を再開した。南茨木駅は翌日の始発から営業を再開するというかなり早い復旧を遂げている。


2021年、北大阪電気鉄道として開業してから100周年を仰えた。


列車種別

快速特急

停車駅:大阪梅田・十三・淡路・桂・烏丸・京都河原町

英語表記:Rapid Limited Express

京とれいん」。2011年5月のダイヤ改正から運行を開始した。土曜日・休日に京都への観光客向けに設定され、1日4往復する。かつての京阪間ノンストップ特急に近い位置付けであるが、後述の定期特急列車の続行として運転する関係上、速度はやや抑え気味である。特急が停車する茨木市駅、高槻市駅、長岡天神駅を通過する際には、特急に追いついてしまわないよう速度を落とす。

現在の使用車両は7000系の「京とれいん 雅洛」編成(2019年3月より)。1編成しかないため、検査時は別形式車による代走が行われる。

7000系「京とれいん 雅洛」使用時は、車内で女性の声で日英中韓4か国語による自動放送が行われる。


快速特急A

停車駅:大阪梅田・淡路・桂・烏丸・京都河原町

英語表記:Rapid Limited Express A

京とれいん」。2019年1月のダイヤ改正より設定。土曜日・休日に京都への観光客向けに設定され、1日3往復する。6300系が115km/hに対応していないので、こちらも特急より少々時間がかかる。特急が停車する茨木市駅、高槻市駅、長岡天神駅を通過する際には、特急に追いついてしまわないよう速度を落とす。

現在の使用車両は6300系の「京とれいん」編成。十三駅ホームドアは6300系と規格が合わず、十三通過(運転停車)措置をとることになったため、列車種別を新たに設定したものである。1編成しかないため、検査時は別形式車による代走が行われるが、扉がホームドアと合っていても十三通過扱いのままである。

6300系「京とれいん」使用時は、車内で女性の声で日英中韓4か国語による自動放送が行われる。


2022年12月17日のダイヤ変更で廃止され、使用車両の6300系6354Fが本線での運行終了となる予定。十三通過の列車も無くなる。


特急

停車駅:大阪梅田・十三・淡路・茨木市・高槻市・長岡天神・桂・烏丸・京都河原町

英語表記:Limited Express

平日ダイヤでは京都本線の最上位の種別であり、乗車券だけで乗車可能である。最高速度115km/h。基本的に平日の昼間から夕方の時間帯に、土曜・休日はほぼ終日運行される。10分間隔が基本だが、夜間などは15分ほど空く時間がある。日中の大阪梅田~京都河原町間の所要時間は43~46分である。

基本的に3扉転換クロスシートの9300系が使用されるが、ワンハンドルマスコンを装備したロングシート車両(7300系・8300系・1300系)も使用される。

平日は終日、9300系で運転される場合に限り、大阪梅田方から5両目である5号車に「女性専用車両」が設定される。


従来の特急停車駅は、十三駅、大宮駅、烏丸駅の3駅のみで京阪間ノンストップ運転を行っていた。しかし、JR側の攻勢により運転形態の見直しを余儀なくされ、主要駅に停車して京阪間からの需要を高める方針に転換した。

1997年改正で高槻市駅が、2001年改正で茨木市駅・長岡天神駅・桂駅が停車駅に加えられた(その代わりに大宮駅が停車駅から外れた)。2007年改正では淡路駅にも停車するようになり、京阪間ノンストップ運転はなくなった。


前述の通り、淡路駅と茨木市駅にも停車するようになった影響で、大阪梅田駅~高槻市駅で本来準急に乗る筈の客が特急に一点集中し、昼間時間帯でも積み残しが発生する事さえある一方、準急が空気輸送状態となっている。休日の準急の半数が堺筋線直通に変更されてからは両種別間の混雑バランスの悪さはより深刻となっている。平日に女性専用車両がある編成だと実質的に7両編成への減車となり、更に悪化する。

もはや分散乗車の否定と言わざるを得ず、コロナ禍最中でさえ改善をしていない。安易に「特急」を名乗るネームバリューの濫用がもたらした事例でもある。

一方、淀川の対岸の路線は分散乗車に適したダイヤ・停車駅となっている。


西山天王山駅及び洛西口駅開業による所要時間増加を一切考慮しないまま、昼間に準急を高槻市駅~桂駅を無待避で逃げ切らせるダイヤのまま据え置きした結果、特急が長岡天神駅を発車した直後に信号待ちが発生し、上下列車とも2~3分の遅れが常態化(快速特急・快速特急Aも同様)している。当然だが当該区間で準急の乗降中にすぐに閉まる扉に挟まれるリスクも付き纏う。

2001年からの改悪を繰り返した結果、見方によっては特急停車駅から除外された大宮駅が積み残し・信号待ち連発・余計な乗換が増えるといった、淡路駅及び茨木市駅による我田引鉄被害を被る格好となっている。


2022年12月17日ダイヤ変更で本種別での女性専用車両が廃止となり、後述の通勤特急のみとなる。


通勤特急

停車駅:大阪梅田・十三・茨木市・高槻市・長岡天神・桂・西院~京都河原町間各駅

英語表記:Commuter Limited Express

平日の朝ラッシュ時と夕方以降に特急に代わって運行されている。最高速度115km/h。京都市内で停車駅が若干増える代わりに千里線や堺筋線との乗り換え駅である淡路駅を通過する。基本的に全列車9300系が使用され、特急と同様、梅田方面から5両目である5号車に女性専用車両が設定されるが、9300系が故障または検査の場合は7300系・8300系・1300系で代走することがあり、その際は女性専用車両は設定されない。毎年7月の祇園祭の開催時は深夜時間帯に下り列車が増発されることがある。


もともとは京都市内・大阪市内の数駅に停車し、その間はノンストップの特急に対し、途中の高槻市駅にも停車していただけであった。近年は特急同様に停車駅を増やしたり、快速急行へ格下げする傾向がみられる。2010年改正では茨木市駅に停車するようになり、快速急行との停車駅の差は淡路駅に停車しないだけになった。


2007年時点では十三~高槻市ノンストップ運転、高槻市~河原町は快速急行と同じ停車駅で、同年登場の準急とのペアであれば高槻市を境とする遠近分離が成り立っていたが、昼間に設定された事は無い。


快速急行

停車駅:大阪梅田・十三・淡路・茨木市・高槻市・長岡天神・桂・西院~京都河原町間各駅

英語表記:Rapid Express

朝夕ラッシュと夜間の時間帯に運行される。最高速度110km/h。特急や通勤特急の運転されない早朝・深夜は最速種別(西院と大宮に停車しても最速43分で走る為、実質的に特急よりも速い)になるが、9300系であっても5号車に女性専用車両は設定されない。ほとんどが8両編成で運行されるが、朝の3往復は10両編成で運行され、京都河原町行きは桂駅で梅田寄りの2両を切り離す。10両編成で運転される電車はすべて7300系・8300系で運転される。これは1300系に自動併結装置がないため。


2022年12月17日ダイヤ変更で準特急へ改称予定。後述の通り、現在の停車駅は2001年以前の急行(初代)と同じであり、同じ停車駅のまま2度目の種別変更となる。同時に平日朝ラッシュの10両編成も廃止され、京都線の最大両数が8両となる。

特急」を名乗る事から、準急と一緒に設定される時間帯では十三-高槻市間では前述の特急と同様のリスクを抱える事となる。


快速

停車駅:大阪梅田・十三・南方・淡路・上新庄・南茨木・茨木市・高槻市・長岡天神・桂・西院~京都河原町間各駅

英語表記:Rapid Service

平日のみ下りは早朝から朝ラッシュ時に4本(うち3本は長岡天神始発)・上りは夕ラッシュ時に7本運転される。すべて8両編成で運行されている。下りのみは基本的に全列車とも9300系を使用するが、7300系・8300系・1300系で代走する場合もある。路線図や時刻表では青色、種別幕の色は青となっている。2013年12月20日までは準急と同じ緑となっており、高槻市~河原町間で誤乗が発生しやすいため、快速停車駅では誤乗防止を促す貼り紙が貼られていた。全区間で先着する。


2022年12月17日ダイヤ変更で停車駅に西京極を加えると同時に急行(3代目)へ改称される予定。


準急

停車駅:大阪梅田・十三・南方・淡路・上新庄・南茨木・茨木市・高槻市~京都河原町間各駅

英語表記:Semi-Express

急行停車駅に南方駅と上新庄駅を加える形で2007年に登場した種別。

大阪梅田~高槻市間で通過運転を行い、高槻市駅から京都側は各駅に停車し、日中の後者の区間では普通列車の代替となっている。昼間の需要が少ないため、7両編成(土曜休日のみ)もしくは8両編成で運行されている。

京都方面から千里線を経由しOsaka Metro堺筋線・天下茶屋へ直通する準急(堺筋準急)も設定。千里線内は柴島駅のみ通過し、堺筋線内は各駅に止まる。平日の朝に京都河原町発天下茶屋行きが6本、夕方に天下茶屋発京都河原町行きが7本設定。夕方の京都河原町行きは淡路で大阪梅田から来た普通電車、茨木市もしくは高槻市で通勤特急と接続する。土休日の昼間は天下茶屋~京都河原町間で設定され、20分ごとに運転されている。阪急の3300系・5300系・7300系・8300系・1300系の8両編成が使われる。

日中は両方向とも桂駅で特急に連絡し、加えて毎日の河原町行きと平日の大阪梅田行きは高槻市、土休日の大阪梅田行きと天下茶屋行きは茨木市でも連絡する。すなわち土休日は20分に1本、茨木市で特急から堺筋線直通準急に乗り換えて堺筋線へ向かうことができるほか、堺筋線直通準急から特急に乗り換えて梅田方面に向かうこともできる。


急行(現在は設定無し)

初代(2001年まで)の停車駅:梅田・十三・淡路・南茨木(臨時停車)・茨木市・高槻市・長岡天神(1979年から)・桂・西院・大宮・烏丸・河原町

1979年に長岡天神駅が全列車停車となって以来、2001年に快速急行へ改称、更に2022年に準特急へ再改称されるが、一貫してこの停車駅のままとなっている。


2代目(2001年~2007年)の停車駅:梅田・十三・淡路・南茨木・茨木市・高槻市~河原町間各駅停車

2001年ダイヤ変更で正式に南茨木(※)が停車駅に加わり、高槻市~河原町間各停とされた。準急に置き換えられる形で2007年設定消滅。その為、京都線は快速急行や準急があるのに急行が存在しない路線となった。


3代目(2022年12月から)の停車駅:梅田・十三・南方・淡路・上新庄・南茨木・茨木市・高槻市・長岡天神・桂~河原町間各駅停車

2022年12月17日に快速を改称&西京極を停車駅に加えて復活する予定。


※それ以前も比較的高い頻度で臨時停車していた。


普通列車

停車駅:各駅停車

英語表記:Local

各駅に停車する種別で、終日運転される。ただし、中津駅は休止となった北野線の復活という形で免許が申請されており、用地の問題からホームが設置できなかった関係で、京都本線側にホームがないため全列車通過する。高槻市方面から千里線を経由しOsaka Metro堺筋線・天下茶屋へ直通する列車や、千里線・北千里から大阪梅田へ乗り入れる列車の設定もある。

昼間は大阪梅田~淡路間で高槻市発着電車(時間帯によりそれ以東)と北千里発着電車、淡路~高槻市間で梅田発着電車と堺筋線直通電車が、それぞれ3本ずつ設定され、淡路で梅田発着電車と堺筋線直通電車がお互いに連絡する。

昼間の大阪梅田・天下茶屋~高槻市間の普通電車は、大阪梅田行きと天下茶屋行きが正雀で特急と準急の通過待ちを行い、高槻市行きが相川で特急の通過待ちを行った後、茨木市で準急と特急に連絡する。

朝と深夜を中心に大阪梅田~正雀間の電車、天下茶屋発正雀行き、朝と夕方を中心に大阪梅田~京都河原町間の電車、天下茶屋~茨木市間の電車、天下茶屋発正雀行き、相川発天下茶屋行きも設定されている。茨木市発着、正雀行き、相川発の堺筋線直通電車は、Osaka Metroの66系で運転されることが多い。また天下茶屋発京都河原町行きが平日朝に1本、土休日朝と夜に1本ずつ、京都河原町発天下茶屋行きが土休日朝に1本、夜に3本設定されている。

梅田発着電車は7両編成もしくは8両編成で運転される。堺筋線直通電車はすべて8両編成で運転され、阪急の3300系・5300系・7300系・8300系・1300系、Osaka Metroの66系が使われる。66系は原則、淡路~高槻市間のみの運用。


嵐山直通臨時列車

春・秋の行楽期には嵐山に直通する列車を運行する。種別・愛称・京都線の桂駅までの停車駅は以下の通りで、嵐山線内は各駅に停車する。

  • 快速特急 大阪梅田~嵐山間「さがの」(「嵯峨野」に由来)
    • 停車駅:大阪梅田・十三・淡路・桂
  • 快速特急 京都河原町~嵐山間「おぐら」(「小倉山」に由来)
    • 停車駅:京都河原町・烏丸・桂
  • 直通特急 高速神戸~嵐山間「あたご」(「愛宕山」に由来)
    • 停車駅:高速神戸・花隈・神戸三宮・六甲・西宮北口・塚口・十三・淡路・桂
  • 直通特急 宝塚(今津線経由)~嵐山間「とげつ」(「渡月橋」に由来)
    • 停車駅:宝塚~門戸厄神間各駅・塚口・十三・淡路・桂
  • 直通特急 天下茶屋 - 嵐山間「ほづ」(「保津川」に由来)
    • 停車駅:天下茶屋・日本橋・天神橋筋六丁目・淡路・桂

直通特急「あたご」「とげつ」及び一部の快速特急「おぐら」は、神戸線の車両を使用して運行される。なお直通特急「あたご」は阪急線内で最も長い距離を走行する列車でもある。


列車種別に関する補足

直通特急は英語で"Limited Express"と表記されていたが、2019年1月のダイヤ改正に合わせ、"Direct Limited Express"に英語表記が変更された。これは快速特急と通勤特急も同様であり、"Limited Express"からそれぞれ"Rapid Limited Express","Commuter Limited Express"に英語表記が変更されている。


停車駅一覧

※十三~京都河原町間が『京都本線』。ここでは大阪梅田からの区間を掲載。

凡例

●:停車,レ:通過,‖:運行せず

一覧表

阪急京都線(梅田~河原町)

駅番号駅名読み快速特急快速特急A特急通勤特急快速急行快速堺筋準急準急普通乗り換え路線
HK-01大阪梅田おおさかうめだ
  1. 阪急宝塚線神戸線
  2. JR京都線/神戸線/大阪環状線(大阪駅)/JR東西線(北新地駅)
  3. 阪神電気鉄道本線(大阪梅田駅)
  4. OsakaMetro御堂筋線(梅田駅)/谷町線(東梅田駅)/四つ橋線(西梅田駅)
HK-03十三じゅうそう阪急宝塚線/阪急神戸線
HK-61南方みなみかたOsakaMetro御堂筋線(西中島南方駅)
HK-62崇禅寺そうぜんじ
HK-63淡路あわじ
  1. 阪急千里線(地下鉄堺筋線方面)
  2. JRおおさか東線(JR淡路駅)
HK-64上新庄かみしんじょう
HK-65相川あいかわ
HK-66正雀しょうじゃく
HK-67摂津市せっつし
HK-68南茨木みなみいばらき大阪モノレール
HK-69茨木市いばらきし
HK-70総持寺そうじじ
HK-71富田とんだ
HK-72高槻市たかつきし
HK-73上牧かんまき
HK-74水無瀬みなせ
HK-75大山崎おおやまざき
HK-76西山天王山にしやまてんのうざん
HK-77長岡天神ながおかてんじん
HK-78西向日にしむこう
HK-79東向日ひがしむこう
HK-80洛西口らくさいぐち
HK-81かつら阪急嵐山線
HK-82西京極にしきょうごく
HK-83西院さいいん京福嵐山本線(西院駅)※京福の駅名は「さい」
HK-84大宮おおみや京福嵐山本線(四条大宮駅)
HK-85烏丸からすま京都市営地下鉄烏丸線
HK-86京都河原町きょうとかわらまち京阪本線祇園四条駅

使用車両

現在の使用車両

路線の生い立ちの違いに起因して、基本的には神戸・宝塚線と同タイプの車両を使用するが、車両の寸法など細かい点で差異があり、百の位に3をつけ区別している。車両規格はもともと特急専用の6300系、神戸・宝塚線から転属してきた7000系を除き、Osaka Metro堺筋線に合わせており、また京都線所属の編成が神戸・宝塚線へ転属することはできない。(京都線車両は横幅が僅かに広いため神戸・宝塚線の建築限界に引っかかる)

また、行楽シーズンなどに運転される神戸・宝塚線から京都線への直通列車は神戸・宝塚線の車両のみ使用される。

また、京都線車両の電装品は新京阪時代からの伝統を引き継ぐ形で、原則として東洋電機製造製が採用されて、継手も中空軸平行カルダン駆動およびTD駆動が使用されている。(ただし継手に関しては6300系6330Fのように慣例破りが存在した。神戸・宝塚線は原則東芝製でWN駆動)

正雀駅には阪急・能勢電鉄在籍の全ての電車を修繕・検査するための車両工場がある。

また京都線の車庫基地はこの正雀駅(上記の工場とは別)と桂駅の2か所にあり、日常の車両管理はこちらで行われている。



3300系 5300系 7300系 8300系


過去の使用車両

2300系 2800系 1300系(初代) 1600系 710系 P-6(100形)


阪急京都線の「上り」と「下り」

なお、もともとが新京阪鉄道であったこと、および京都は「都」であるとの考え方から、

列車の進行方向は河原町方面が「上り」、梅田方面が「下り」となっている。

ただし冒頭でも述べたとおり、戸籍上は大阪側の十三駅が起点なので、ややこしいことこの上ない


その他の京都線

「京都線」を名乗る路線はJR西日本JR京都線(東海道本線)および近畿日本鉄道近鉄京都線があるが、どちらの路線とも接続しない(前述の通り十三が起点の為)。

ただし実質的にはJRとは梅田駅で接続しているものと見なされており、駅到着時など乗り換え案内はされている。また正雀駅(岸辺駅)や富田駅(摂津富田駅)のように公式には乗換駅とは案内されていないものの、両線で至近距離にある駅は多い。


関連タグ(阪急各線)

阪急電鉄

阪急宝塚線/阪急神戸線:別系統

阪急千里線/阪急嵐山線:京都本線の支線


関連タグ(会社別競合各線)

JR西日本

東海道本線(JR京都線):新快速が特急のライバルである。

JR東海

東海道新幹線が上牧-大山崎間で並走するが、新幹線建設時、工事の進行の都合で一時阪急の電車が開業前の新幹線の線路を間借りして運行したことがある。

京阪電気鉄道

淀川の対岸を走る京阪本線が競合。ただし競合するようになったのは戦後の話であり、元々阪急京都線は元はこの会社(新京阪鉄道時代は子会社)の路線であった。2021年9月25日以降は前述の通り分散乗車に適したダイヤを組んでいる。

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