概要
正式名称は『テンカイチ 日本最強武芸者決定戦』。
講談社『ヤングマガジンサード』2021年Vol.2から連載開始されたが、同誌の『月刊ヤングマガジン』との合併後、そちらに移籍して連載されている。
原作担当は中丸洋介、作画担当はあずま京太郎。既刊4巻(2022年5月現在)。
『終末のワルキューレ』と『シグルイ』を足して2で割ったようなバトルロイヤル作品である。
あらすじ
これは我々の知る歴史ではない。
時は西暦1600年、織田信長が天下統一してから10年が経過していた。
信長は自分の死期を悟ると、最強の武芸者を輩出したものにこの国を譲ると発表。
天下統一の夢破れた武将たちは、それぞれ最強の武芸者を擁立し、この国の王を目指す!
登場人物
⚠︎能力等はネタバレに抵触するため書きません。
第六天魔王
織田信長
“魔王”と呼ばれ恐れられる存在。歳をとって老いているので言葉の呂律が整っていない。曖昧な状態になっているのが完全にあの人を彷彿とさせる。
信長の小姓。中性的な見た目。信長を“神”と崇め、絶対的、もはや狂信的なまでに彼に心酔する。
武芸者
〝金剛仁王〟の異名を持つ、本多流戦場槍術を扱う徳川家の武芸者。蜻蛉切がデカすぎる。五十七度の戦いで無傷。
〝無双兵法者〟の異名を持つ、当理辨助流を扱う長宗我部家の武芸者。まだ少年の武しゃん。
〝風魔の女帝〟の異名を持つ、風魔党忍術を扱う北条家の武芸者。腹筋がエロい。本作1の人気を誇る。
〝小太刀無双〟の異名を持つ、中条流を扱う近衛家の武芸者。史実と違い弟の景政は故人となっている。
〝異邦の怪物〟の異名を持つ、ダークダンスを扱う毛利家の武芸者。
〝剣術無双〟の異名を持つ、柳生新陰流を扱う織田信忠の武芸者。家康と親しい間柄。ピエロみたいなキャラ立ちである。
〝剣聖〟の異名を持つ、新陰流を扱う柴田家の武芸者。亀仙人みたいなエロジジイキャラになっている。
〝力の現人神〟の異名を持つ、相撲術を扱う羽柴家の武芸者。
巌流を扱う明智家の武芸者。能面を付けている。
鬼槍流を扱う滝川家の武芸者。
示現流を扱う島津家の武芸者。
ングニ棒術を扱う織田信雄の武芸者。
宝蔵院流槍術を扱う前田家の武芸者。
神夢想林崎流を扱う伊達家の武芸者。
一刀流を扱う丹羽家の武芸者。メガネを付けてらっしゃる。
真新陰流を扱う上杉家の武芸者。
後援者とその他
本多忠勝の後援者。史実と違い信長が生きているので一大名に留まっているが、熱血漢である。
宮本武蔵の後援者。グラサン。元親より武蔵パパの新免無二斎が親バカして目立っている。
風魔小太郎の後援者。
1話で信長の御前試合に上訴したため鉄扇を投げつけられ、目が吹っ飛ぶ。死んだと思ったら生きてました・・・さすが
日野長光の後援者。やっぱり顔つきがサルっぽい。多くの歴史創作ものでは黒幕にされがちだが、本作ではどうなるか!?
余談
pixivにおけるイラストは風魔小太郎が約9割を占める。 R-18イラストも多いので注意されたし。