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スコヴィランの編集履歴

2023-02-20 14:08:32 バージョン

スコヴィラン

すこゔぃらん

スコヴィランとはポケモンシリーズに登場するポケモンの一種。

基礎データ

全国図鑑No.0952
ぶんるいハバネロポケモン
タイプくさ/ほのお
たかさ0.9m
おもさ15.0kg
とくせいようりょくそ/ふみん/ムラっけ(隠れ特性)

進化

【ポケモンBW風ドット絵】カプサイジ系列

カプサイジスコヴィラン(「ほのおのいし」を使う)


概要

ポケモンSV』から初登場する、カプサイジが進化したポケモン。名前に「ヴィ」が入る史上初のポケモンでもある。


河童っぽい可愛らしい姿の進化前から一転して、ヒュドラの様な双頭の化け物じみた姿へと変貌。

その姿に違わず獰猛なポケモンで、右側の怒り顔をしたレッドヘッドは辛味成分をほのおエネルギーに変えて火炎を放ち、左側の笑っているような表情を浮かべたグリーンヘッドは辛さで脳が刺激されて、一度暴れると手がつけられない凶暴な気質になっている。


分類的にもモチーフはハバネロだが、頭部の輪郭はジョロキアに近い。

ほのおタイプが入っているのは、辛いものからの連想で、漫画やアニメにおいて「辛いものを食べた時にあまりの辛さに火を吹く」というのを意識したものか。


唐辛子モチーフというだけあり、「喫茶室なぎさ」のスパイシーポテトに使われるスコヴィランソースやサンドウィッチ用のチリソースなど、彼らの辛味成分を抽出したソースが出回っているが、これは後述の専用技「ハバネロエキス」を利用したものかもしれない。


ネーミング

名前の由来は辛さの指標を表す「スコヴィル値」と悪党を意味する「ヴィラン(Villain)」と思われる。ただしあくタイプは持たない。

辛い物を始めとする劇物や高熱によって皮膚が炎症を起こして爛れる「糜爛(びらん)」とも掛かっているのかもしれない。

実はフランス語、スペイン語、英語、イタリア語版は日本語版と名前が全く同じ

ドイツ語版のみHalunke(ドイツ語でゴロツキ)+ハラペーニョで「Halupenjo」となっている。


ゲーム上の特徴

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
65108651086575486

ポケモン史上初となる「くさ・ほのお」の複合タイプ持ちで、このポケモンの登場を以てくさタイプは全タイプ複合を達成した(今作で複合がコンプリートされたタイプも多い)。


互いの弱点を補っている待望の優秀な組み合わせで、くさタイプの鬼門である氷や虫や鋼に強く出られ、やけど状態や粉系のわざを無効化できるなどメリットが多い。同じ草ポケモンに対してはめっぽう強く、向こうの相性補完として好まれる地面も等倍に抑えられる。


左右2つの頭をイメージしてか、種族値は攻撃=特攻、防御=特防の完全な両刀型。汎用性が高い一方で絶妙に扱いにくさもある、どことなくホウエンポケモンを思わせる種族値である。同じくさタイプに種族値のよく似たノクタスがいるが、素早さや特性の関係上戦法が異なるので差別化はできている。


特殊技のレパートリーはリーフストームソーラービームオーバーヒートだいもんじエナジーボールかえんほうしゃなど、一致技に関しては大技から安定打線まで一通り揃っている。


特性は「ようりょくそ」が扱いやすく、他のくさタイプではデメリットとなる晴れ下での炎技強化も、スコヴィランに限っては純粋なメリットとなり、素早さと火力を同時に上げられる。

ダブルバトルではコータスとの組み合わせで高速アタッカーとして運用しつつ、パワーアップしたソーラービームや炎技を放てる。


欠点は見た目・設定通りのチグハグで不安定な技バリエーション。

物理型にした場合サブウェポンは比較的豊富だが一致技の火力に乏しく、特殊型にした場合は一致技の威力に優れるがサブウェポンは壊滅的と、何とも困った仕様になっている。

物理だと一致技が威力65のほのおのキバ+威力80のタネばくだん止まりになってしまい、特殊だと不一致技がはかいこうせんテラバーストのみという徹底ぶり。


一致技を両方半減してくるのはほのおタイプとドラゴンタイプ。

特にドラゴンタイプにはテラバースト以外で弱点を突くことができないのが辛いところ。

ほのおタイプにはわざマシンで覚えられるじだんだアノクサなどから遺伝できるころがるで弱点を突ける。

しねんのずつきも覚えるため、どくタイプに対してはそちらも有用。ドラパルト意識でかみくだくを仕込むのも1つの手。


天敵となりうるのはファイアローを始めとしたほのお・ひこうタイプ。

まともな対抗手段がころがる程度しかない為一方的にやられかねない。



専用技のハバネロエキスは相手の攻撃を2段階上昇させる代わりに防御を2段階下降させる変化技。

なかなか面白い技ではあるが防御半減に対する付随効果が非常に重く、おまけにスコヴィランは「イカサマ」や相手を混乱させる技を一切習得できない。ここでも癖の強さが本領を発揮してしまっている。

基本的にはダブルバトルで味方に投げるのが主となる。

なお、攻撃上昇と防御低下はそれぞれ別判定になっている為、能力低下を無効にする特性持ちに投げると防御低下だけ無視して攻撃上昇の恩恵だけ受ける事が出来る

ただSVの能力低下無効特性持ちは妙に数が少なく、まともに恩恵があるのはドラパルトキョジオーン位なのがまた悩ましい。



その他特性であるふみんムラっけは、それぞれ元から粉技に強い点やアタッカーとして不安定になりがちなところから採用は難しい。


タマゴ技としていかりのこなが使えるのでダブルバトルで一時的なサポートに回ることも不可能ではないが、いかりのこなを使わせるならスコヴィランよりも耐久寄りのステータスをしているモロバレルに任せた方が良い。

決して恵まれた耐性ではないとはいえ独特のタイプをしている上に最低限回復手段として「ギガドレイン」は持っているため、耐久型とまではいかなくとも「とつげきチョッキ」を持たせたサイクル型を育てても良いかもしれない。



ランクバトル開始早々、環境では晴れパのエースとして一定数使われており、攻撃範囲の乏しさが問題にならない特殊高速アタッカーとして運用されている。

かえんほうしゃ」、「だいもんじ」、「オーバーヒート」のほのおタイプウエポン3つを使い分ける型が忽ち浸透。耐久ポケモンかつ半減でも、晴れ眼鏡テラスタル炎技で大体確定2発に持って行ける性能から、相手のテラスタルに怯えずに済むゴリ押しバーナーとしての個性を確立した。


「ムラっけ」を警戒したプレイヤーが「すりぬけ」ドラパルトを出してきても、この晴れパ仕様の「ようりょくそ」型なら「きあいのタスキ」でも持っていない限り上からワンパンできる。

しかし、パラドックスポケモン解禁後は同じく晴れ上にてスコヴィラン以上の火力と素早さを叩き出せるポケモンが台等し、出番が減少している。


使用トレーナー


関連タグ

ポケモン一覧 ポケモンSV

くさタイプ ほのおタイプ


0951カプサイジ0952スコヴィラン→0953シガロコ


御三家のタイプ複合繋がり

ハスボー/ハスブレロ/ルンパッパ

ボルケニオン


2つの頭持ち繋がり

ドードー バイバニラ ジヘッド


ほのおのいし繋がり

ロコン/キュウコン

ガーディ/ウインディ

ヒスイガーディ/ヒスイウインディ

イーブイ/ブースター

バオップ/バオッキー

※カプサイジはイーブイ同様にほのおタイプ以外・くさタイプで初めてでほのおのいしを使って進化するポケモンでもある。


その他

くしざしツインズ(ドラゴンクエストシリーズに登場するそっくりさん。ただしこちらはピーマンがモチーフ)

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