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卑劣様の編集履歴

2023-05-23 06:28:58 バージョン

卑劣様

ひれつさま

卑劣様とは、漫画・アニメ『NARUTO』のキャラクターである千手扉間の愛称である。

この記事には原作とは事実無根の内容も含まれます。閲覧の際はご注意下さい。


これは二代目火影の卑劣な概要だ

卑劣様とは大手画像掲示板ふたば☆ちゃんねるの二次元裏板(虹裏)に存在するナルトス発祥の千手扉間の愛称。当初は蔑称に近いものだったが現在はそうでもない。

扉間自身はクーデターに遭遇した際に自らが囮になることで部下を守る等、情に溢れた人物である。

しかしその一方で、敵に対しては非情、かつ目的のためには手段を択ばない現実主義者でもあった。


それを端的に表すのが、彼自身が考案した最凶の禁術穢土転生である。

扉間がこの術を開発しなければ第四次忍界大戦も無限月読もなく、マダラ復活や木ノ葉崩しでヒルゼンが死亡することも無かったと言える。穢土転生された二代目土影・無はこの術を『二代目火影の卑劣な術』と評している。

またうちはマダラの最愛の弟イズナを殺しマダラの性格が歪むきっかけを作ったり、うちは一族に警務部隊を任せ、里の片隅へと追いやったことも槍玉に挙げられる。

ある意味真の黒幕でありラスボス。


本当に卑劣なのか

扉間を単純に卑劣と称することにはもちろん反論もある。

  • 里の仲間のために最大限の努力をし、部下を逃がすために自ら進んで囮になる精神
  • 一国の軍事指導者は目的のためには非情にならざるを得ず、卑劣であって当然である
  • 穢土転生は、敵への威嚇効果という意味では尾獣玉と似た位置にあり、大局的に見れば無益な殺生を減らす抑止力としての効果もあったはずである
    • 穢土転生には、味方の人材の喪失を防ぐだけでなく、死後の世界を証明するという意味では全ての生き物の心に希望や救いを与える余地がある
  • 穢土転生ばかり槍玉にあげられるが、ダン霊化の術も似たり寄ったりの危険な術である。
  • 誰も真似できないような柱間とは異なり、一般の忍でも使える様な術を数々考案・開発し、危険性を考慮して禁術指定などもしっかり行ってきた
  • 術だけでなく、アカデミーやうちはによる警備隊の創設など、木ノ葉隠れの社会の中核を作ってきたという""類いまれなる優秀な為政者""であった
  • 理想主義者で為政者としてはあまりにも危なっかしい柱間の尻ぬぐい役であった
  • うちは一族に任せた警務部隊自体は閑職どころか要職であり、他の部族からうちはが危険視されていたこともあり、当時の状況でできる最大限の配置だった
    • うちは一族は千手側のお情けなどもあって対等な立場で木ノ葉を発足させたが、その後マダラが意見がわかれたとはいえ抜け忍になり、オオノキと無を含む交渉国の要人を和平とだましたり襲撃して交渉をダメにし(新たな火種もまかれ、オオノキとの関係がはじまるなど暁を台頭させるきっかけにもなった)、その後マダラは九尾を使って木ノ葉を襲撃してきた、などの歴史を考えれば、他の部族からの反感なども考慮するとうちは一族に何らかの処罰は避けられない事態であり、むしろ扉間はうちは一族を処分という名目で守っていたとも考えられる
  • 扉間はうちは一族の精神的・チャクラ的な危険性をよく理解していたが、うちは一族を差別していた訳ではないどころか、うちはカガミを重用するなどの面も見られた
  • イズナが死んだのは、そもそもマダラ側が数度に渡る停戦交渉を無視し交戦し続けたのが原因
  • そもそも、忍の世界は弱肉強食であり、とくに戦国の世では如何に身内や仲間を守れるかが鍵だった
  • 小国を犠牲にした木ノ葉の帝国主義的政策は五大国体制の欠陥を補う政策である
  • 雲隠れとの同盟に努めていた扉間と二代目雷影を騙し討ちにした金角銀角の方が卑劣であり、実際に四代目雷影も金銀兄弟を雲隠れ最大の犯罪者と述べている
  • 扉間と大蛇丸・カブトでは穢土転生の仕組みも使われ方も全然違う(禁術認定したのも主に制御面で知識がない人間に開発される事態を危惧しての意味も含まれていると思われる)。
  • 扉間は二代目雷影と平和協定を結ぼうとしていた際にクーデターを起こされたが、このことから考えるように平和的な手段を重んじる部分もあったと考えられる
    • この協定が成功していれば、特に大国である木ノ葉隠れと雲隠れが早い段階から同盟国になっていたはずであり、白眼事件やクシナの誘拐などの事件も起こらなかったはずであり、もっと早い段階で忍世界が平定していた可能性もあるなど後の情勢も異なっていたと思われる
    • 似た事例にあるのが、木ノ葉と岩の同盟を唱って無とオオノキを騙し、岩隠れが暁を使ったり他里との戦争に入ったきっかけも、うちはマダラ黒ゼツのせいである。

他の影から「卑劣な術だ」とdisられる術を開発し、それが戦争に使われるなど、この術を悪事に利用して扉間も口寄せしたことがある他ならない大蛇丸ですら扉間の功罪を揶揄しており、挙げ句の果てには他の大国や小国の残虐性が増したのは柱間・扉間兄弟への対抗策なのではないかという指摘も少なくない。しかし、前述の通り、岩隠れを悪事に走らせ暁に力を与えた原因の一つはうちはマダラとマダラを操った黒ゼツであり、木ノ葉隠れと雲隠れの同盟を妨害して扉間と二代目雷影を殺害したのは金銀兄弟だった。そのため、黒ゼツとマダラがいなければ、本来ならばとっくの昔に忍世界の情勢は改善されているはずだったのである。


しかしその一方で

  • 彼自身が実演した「穢土転生の本来の使い方」があまりにも卑劣であること
  • 写輪眼が開眼する際の脳のメカニズムやらプロセスやらにえらく詳しいという(うちは一族と千手一族で長年争っていた頃に調べたデータを白眼などを用いて裏付けを取ったという可能性もあるが)
  • マダラ戦でナルトやサスケらに前衛を任せ、彼らがマダラに致命傷を負わされたのを見計らって背後から襲い掛かる
  • 十尾の人柱力になったオビトを仙術なら効く、と効率よく倒す手段をオビトの言い分等々そっちのけで分析する
  • 穢土転生・互乗起爆札・飛雷神の術・多重影分身・水断波・天泣など、開発してきたり使用してきた術の殺意とコスパが高過ぎる
  • (マダラの下半身を前に)「マダラを穢土転生すればマダラの生死を確認しつつ、ここで何が起きたのかも吐かせられる。生贄?そこら辺で(幻術にかかって)寝てる忍連合の忍を使えば良いだろ(意訳)」と平然と言ってのける
  • サスケが致命傷を負った際に「ワシの禁術で魂だけでも」と、詳細不明のヤバそうな手段を取ろうとするなどの卑劣さ等から、読者からの「卑劣」と言う評価は結局揺らぐことはなく却って盤石なものとなってしまった。
    • もっとも、世界の命運が掛かった戦いで、それも忍者同士の戦いで、非常に危険な存在相手に戦い方を卑劣と称する方に問題があるのかもしれない。

この事からナルトスでは、自らではなく部下を囮にして逃亡する味方を呼び寄せて盾にする忍術を使う(卑遁・囮寄せの術)といった卑劣なコラ画像が大量に作られており、これがまた意外としっくりくるために、こちらのイメージがナルトス外でも定着してしまっている感がある。


木ノ葉隠れの民度をジョークにした卑の意志卑雷神の術卑遁・クーリングオフはネットでよく見られる「」に関するネタの一部である。


ポケモンでの扱い

サトシゲッコウガ

また、某所ではポケモン関連の話題でも卑劣様という名称が使われることがあるが、この場合はゲッコウガの事をさす。

由来はゲッコウガのタイプが水/悪タイプで、扉間が得意とする水遁=水タイプ、卑劣=悪タイプに置き換えられる事や、ゲッコウガ自体が忍者をモチーフにしたポケモンである事、自分以外を囮にする技卑劣斬り自力で覚えられる事、そして隠れ特性である「へんげんじざい」が傍から見れば卑劣極まりない効果を持つ(ゲッコウガの登場しないポケットモンスターソードシールドにおいても同じ効果を持つ特性「リベロ」が登場し猛威を奮っている)事からまさに扉間を揶揄するに相応しいポケモンであるためにこう呼ばれている。


pixivでは卑劣様にちなんだゲッコウガのイラストはないが、進化前のケロマツなら存在する。

「水をなめるなよ」


家族写真

ポケモンSVでは頭目の様な出立ちで卑劣斬りのような専用技を持つドドゲザンが登場している。


余談


関連タグ

NARUTO

千手扉間 ナルトス

ゲッコウガ

フーム登場作品偽善者もしくはオオカミ少女と言われて当然の行為を幾つか行ってきたが、独裁者に付け入る隙を与えない為には卑劣な所業を取らざるを得なかった事情がある。

厄災リンク:国を救う為ならば、魔物(たとえそれが人畜無害な奴だったとしても)をあらゆる卑劣な手段で葬る事も厭わない。

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