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テツノツツミの編集履歴

2023-06-02 18:56:13 バージョン

テツノツツミ

てつのつつみ

『ポケットモンスター』シリーズに登場するパラドックスポケモンの一種。

「デデデデリデリデリ・バー」


基礎データ

全国図鑑No.991
パルデア図鑑No.383
分類パラドックスポケモン
タイプこおり/みず
高さ0.6m
重さ11.0kg
特性クォークチャージ

概要

初登場はポケモンSVデリバードのような姿をしたパラドックスポケモン

名前の由来はまんま「鉄の包」からで、ある意味では仮称に近い。


未来のパラドックスポケモン共通の、金属質のような光沢にモニターのようなドット表示の目、ダメージを受けたり、特殊わざを発動すると壊れかけのおもちゃよろしく頭がハズレて首がバネのようにぼよーんと飛び出るなど、初見ではポケモンはおろか生命体とも思えないだろう。

テツノツツミ


現代のデリバードにもある袋状の尻尾は、袋の形を保ったジェットブースターになり、そこから大量の氷水を噴射して、スキー板じみた形状の足で素早く滑り回る。

この尻尾はワイヤーで繋がっていて、移動させ砲台のように扱う事も可能。特に「れいとうビーム」を放つモーションは動き・表情ともにかなりダイナミック。


月刊オーカルチャー」によると、その正体を考察する数ある説の中で、超古代文明が作った産物説が最有力とされ、テツノツツミらしき機械を設計・使役していた文献が残されていると言う。


エリアゼロのイベントでもバイオレット限定で登場し、普通のデリバードだと思って「かわいい」と近づこうとしたボタンに対して暴走したかのような叫び声を上げ襲いかかり、上記の特徴から主人公たちにも「エリアゼロのポケモンってどうなってるの?」と恐怖を与えた(なお、当イベントのスカーレット版ではサケブシッポが出現するのだが、「見た目も鳴き声も可愛すぎてそんなに危険が感じられない」という評判もあったあちらに対して、こちらは結構怖い)。


大穴では全域にわたって出現する。エンディング前は出現場所が限定されているものの、それでもシナリオ上絶対に通る道に普通に出て来る。

エンディング前にも捕まえられるパラドックスポケモンは数種類いるが、ヌシが縮んだ姿で復活する仕様を知らないと見逃してしまうテツノワダチ、寄り道をしないと出会いづらいテツノコウベと違い、テツノツツミは出会いやすい部類。パーティには入れなかったがゲットはしていたというプレイヤーも多いだろう。


性能

名前HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
テツノツツミ568011412460136570
デリバード455545654575330

デリバードのひこうタイプがみずタイプに変化した。

珍しくない組み合わせだが、SVのみず・こおり複合は他にパルシェンのみなので意外と貴重。


種族値は一体時代を越えてなにがあったのかと言わんばかりに大幅変化

全ての種族値がデリバードを大幅に上回り、素早さに至ってはみずタイプではカマスジョーと並んで一位タイ、こおりタイプでは単独一位という凄まじい物となっている他、防御・特攻もかなり高水準の高速特殊アタッカーとなっている。

パルデア地方でテツノツツミ以上の速さを持つのはマルマインドラパルトのみ。

一方HPは低いままであり、物理耐久は高い防御とゆきによってそれなりに補えはするが、特殊耐久は相変わらず紙。耐性のない複合タイプである為受けに回るのは難しいと言っていい。


みず・こおりタイプは主力特殊技が多い為、一致技には困らない。ただしみず技に関してはなみのりのような安定技を覚えず、ハイドロポンプの技外しとうまく付き合っていく必要がある。

一方特殊のサブウェポンはエアカッターはかいこうせんしかなく、使い勝手のいいサブウェポンはほぼ物理に偏ってしまっているのが困りもの。

攻撃種族値は80と最低限はあるものの、物理アタッカーとして運用するのは流石に難しい。対面操作ができるクイックターン以外の物理技を採用する場面はほぼないだろう。


とはいえフリーズドライが使えるので、それと水技だけでも攻撃面での一貫性は取りやすい。そもそも(特性を除く)全複合タイプの中でフリーズドライと水技の両方を半減以下に抑えられるタイプは無い為、アタッカーとしてはいかなる相手でも最低限の仕事が出来る。


逆に言えば、相性関係なく数値受けしてくる相手はとことん苦手である為、耐性的にも攻撃範囲的にもテラスタルのタイプはしっかり吟味したいところ。


デリバードのタマゴ技のみちづれカウンターおきみやげを自力習得できず、ひこうタイプが消えたからかおいかぜも習得できないと、サポート性能と奇襲性能はデリバードより劣る。

とはいえ、ちょうはつやシリーズ1から猛威を振るっているアンコールをその高い素早さから使えるのは明確な強み。うずしおも使えるため、カイリューと同じような戦法も取れる。

ブーストエナジーが場に出ると必ず消えてしまうという性質を利用して、高い素早さを活かしてどろぼうで相手の持ちものを奪ってしまうという戦法も使える。


なお、こんな姿になってもデリバードなのでプレゼントは自力習得できる。


パラドックスポケモンが解禁されたシリーズ2では早速猛威を振るっており、シーズン3開始直後のバトルデータで使用率2位を記録している。素早さがハバタクカミよりも1高く、特化すれば最速ではないドラパルトを抜けるのも大きい。ドラパルトなどのような技範囲の広いポケモンを数値で受ける耐久型に対して回復技などの補助技を拘らせる「アンコール」があるというのもある。

しかし、テツノツツミが流行するにつれ数値で無理矢理受ける「とつげきチョッキ」持ちもまた大きく数を増やしてしまい、前述の通り数値で受けられると一気に厳しくなる事も相まって現在はトップ5からは退いている。

シリーズ3では四災に全体的に強い枠として立場を保っている。この頃になるとチオンジェン対策の「みがわり」を搭載した型や「アンコール」で安易に変化技を使ったディンルーをハメる型が目立つように。

シーズン5のテツノツツミ入りの上位入賞構築の大半は「ブーストエナジー」型であった。

シーズン6になると一部で火力と速度を削って耐久に振った型が使われるようになった。ある程度振ればC252のハバタクカミの「ムーンフォース」やA特化のセグレイブの「きょけんとつげき」+「こおりのつぶて」ぐらいは耐え、テツノツツミミラーマッチや「ブーストエナジー」持ちのハバタクカミに弱い点も立ち回りや裏のポケモンの先制技でカバーできるので問題ない。


ダブルバトルでは高速アタッカー兼「こごえるかぜ」サポーターとして大活躍。


余談

上述のオーカルチャーの説が事実である場合、本作の黒幕が未来から呼んできたポケモンの中に超古代文明の産物という異物が混じっていることになり、さらに「超古代文明が作ったのに今のデリバードと同じ姿なのはなぜ?」という疑問も生じる。

とはいえ、未来のポケモンであるという情報はフトゥー博士が語っているのに対し、この超古代文明説自体がオカルト本に書かれた根拠のない胡乱な仮説でしかなく、真に受けても仕方ないかもしれない。


その圧倒的性能から、ポケスペヤナギのデリバードや、アニポケロケット団のデリバードの正体がコイツだったんじゃないかとネタにされることも。


突飛に見える「頭が外れて首が伸びる」設定だが、現実のペンギンも、本来長い首や足を普段S字に折り畳んで胴体に埋もれさせている体型で、伸ばせば思いのほか長く伸びる為、これを意識した可能性がある。


関連イラスト

デリバードとテツノツツミ色テツノツツミの生態観察

エンディング行きましたテツノツツミ


当然原種であるデリバード共々、クリスマスシーズンとなるとイラストが増える。


関連タグ

ポケットモンスター ポケモン ポケモンSV

ポケモン一覧 パラドックスポケモン

みずタイプ こおりタイプ デリバード


ゴビット/ゴルーグマギアナ:同じく古代文明によって作られた人工ポケモン(テツノツツミの場合あくまで一説だが)


0990.テツノワダチ0991.テツノツツミ→0992.テツノカイナ


同複合タイプ

ジュゴン パルシェン

ラプラス(キョダイマックスラプラス)

タマザラシ/トドグラー/トドゼルガ

ウオチルドン


ペンギンポケモン

デリバード ポッチャマ/ポッタイシ/エンペルト

コオリッポ(アイスフェイス/ナイスフェイス)


パラドックスポケモン


その他

メタッピー:機械の鳥繋がり。首も外れる。






















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