では「寸評」のどこが今回のコンテストに悪い影響を与えたのか。それは、大きく分けて二つだと考えます。一つ目は「コンテストらしい寸評を『書くべき』もしくは『書いていい』と審査員が勘違いしていたこと」。「お祭りだから」とか「コンテストだから」とかそういう区分ではなく、わたしは「審査員の勘違い」だと思っています。

本件は「寸評」の一件だけが問題なのだと認識しています。というのも、寸評が公開されるまでは特に誰からも文句は出なかったからです。「あの作品が入選していて、この作品が入選しないのはおかしい」という議論は、どんなコンテストにも付き物なので、その後に噴出したであろう不満も、小さくて済んだのではないでしょうか。

遅れてきた反抗期みたいで恥ずかしいのですが、今この掲示板の存在に気づいたので、もんもんとしていた思いを残していきます。

リンメイさん＜そうですね。寸評の公表についての事前にお知らせは今後必須事項だと思っています。むしろ最初の段階でいかにどういう企画なのかを理解させることに尽力しなければならないかということを痛感しました。そして、公開する場合リンメイさんの言うような案が必要になってくると思います。それが可能かどうか、は結構議論されていく内容だと思いますが。

ただ、「評価はして欲しいけど、辛口はいやだ」という方もいるので、その場合は、となりますが。基本は審査員の自由とし、辛口を望まない人は、評価自体を「望まない」にしてもらったほうがいいと思います。

自分の場合は、評価が低かったことでかえって火がつきましたが、評価を望まない人もいますしね。評価を望まない場合は応募作品のキャプに「望まない」条項を入れてもらい、望まない、を選んだ人に関しては評は書かない、というルールを作るのが良いかもしれません。

こんばんは。　もう、すでに発言がなされておりますが。　やはり、まず最初に「寸評が出される可能性もある」ことの公表と、「厳しいことが書かれる可能性がある」ことの理解を要綱に書くべきだったのでは、と思いました。それがあるかないかではだいぶ違いますからね。

失礼！返信先をミスしました。↓のはたいらひろしさん宛ての内容でした

すずひめさん＜ちょっと色々懸念事項も抱えていて、知り合いの開く別口の２次創作コンテストと日程が被るってのもあり、最短でも１ヶ月くらい先になりそうですね。

次回のゲリコンはいつごろ開かれるご予定でしょうか？　できれば参加してみたいなって思うのですが……＾＾

すずひめさん＜おお、実は次回やる時はお題制にしようかと思っていたところなんですよ。今回ジャンルで括ったのは深い意味はあんまりなかったんですよね。まぁそれも失策といえば失策ですけど。なので次回は確定ではないんですけどお題制になるんじゃないかなと思います。

２時間さん＜企画上は必感必読はまったく関係がないですが、拡散と盛り上げるのに確かにそのメンバーの方々に協力してもらいましたね。まぁたまたまそこにしか私の知り合いがいなかったのでお願いした影響もありました。協力してくださった方々にはとても感謝しています。しかし、これは私の発案と責任の下の企画なので、必感必読は関係ないと改めて明記しておきます。

あと、たぶん非常に個人的な意見なのですが、「ジャンル」という縛りは結構ぼんやりしている気がするのです。これは普段私が主にジャンル不明のものばかりを書いているせいもあると思うのですが＾＾；　例えば、即興小説やスタック一言のように「お題」で自由に書くというやり方のほうが、書き手さんの個性が反映されて多種多様な面白い作品が出てくるんじゃないでしょうか？　「お祭り」的な要素が強くなりますが……　前向きな一案ということで、一度ご検討いただければ幸いです＾＾

必読必感との関係について。ゲリコンと必読は関係のない企画なのですが、審査員参加者受賞者を見ると、やはり必読必感の存在が大きかったように感じられます。まぁオリジナル小説で活動している方々で、企画に参加しようとする意気込みのある方は必読メンバーなのでしょうがないともいえますが。

（続き）そして、それは言葉選びの問題ですね。今回の寸評に於いての大きな失策だったと思います。一番の大きな問題点として取り上げられた話ですね。これについての改善は当然します。不快感を抱かせるような評価を下してしまい、本当に申し訳ないと思っています。

たいらひろしさん＜減点法のような寸評になってしまったのは私が原因の一旦だったりします。とりあえず１次選考で良作を絞り込むために作られた寸評だったので、それが原因で「減点法」という印象を抱いてしまったようですね。本来ならばもっと同じ目線に立てるもの、もしくは客観的な寸評が必要だったと反省しています。

（続き）こんなことを書かれて反感を覚えないひとはいないと思うのですよ……。感想を公開するのは僕は悪くないと思うのですが（批評は別）、pixivはコミュニケーションのサイトですからね。「よーしパパ、次回もまた参加しちゃうぞー」という気持ちにさせる文章を選ぶべきだったと思います。

>rollさん　なるほど。　そしてたいらひろしさんのおっしゃっている事には同意します。単に批評をするだけでなく良い点を見つけることも大事ですよね。例えば賞においてプロの批評は文字通りばっさりですけど、それは応募する人が「賞をとりたい」という強い気持ちで次も投稿してくるからあのスタイルが成り立っている（もちろんプロの批評という意味も大きいですが）であって、ゲリコンの場合そうはいかなくて、「あんな寸評貰うとかもういいや」という気持ちになってしまう。

「くどい。文章がくどい。まわりくどい、のではなく、贅文句が多いのである。古代中国の将軍の演説のようで、冗長だ。ライトノベルにはありがちであるが、それにしてもやりすぎである。文を洗練すべき。ストーリーもすっきりしない。いらぬところに力を入れてしまったのではないか。調節の効かない小説、という印象であった。あと、ページ変更が鬱陶しい」