「いけ、たたかえ、まけないで!」
「せいぎはかつ、まけたらわるもの?」
楽曲情報
作詞・作曲:キタニタツヤ
概要
『次回予告』は、キタニタツヤの楽曲であり、TVアニメ『戦隊大失格』OPテーマ。
キタニ曰く、「生きていく上である程度年齢を重ねると、未来へのビジョンがどんどん『予想できる』ものになっていってしまう感覚があります。そんな中でも少しずつレールからはみ出してみっともなく足掻くことを、どうにか肯定したいがために作った歌です。」とのことで、「竜神戦隊ドラゴンキーパー率いる大戦隊を絶対視する世の中」を打倒するべく立ち向かう戦闘員Dや桜間日々輝を想起させるものとなっている。
また、往年の特撮ソングと同様に子供たちによる合唱が挿入されている(冒頭は当該部分の歌詞引用)。
因みに子供による合唱パートは1番と2番で歌詞は同じだがトーンやアクセント、そして表記が違っており、「成長して現実を知ってしまい、純粋でいられなくなった大人」を表現している。
※1番が高めで上記の通りすべてひらがな表記、2番が低めで漢字にできる箇所は漢字表記。また、1番と2番で「!」と「?」の位置が入れ替わっている。
関連動画
lyric video
こちらは某光の巨人が登場する作品のOPによく似た演出が行われている。
MV
こちらはNHKの某デタラメな巨人が登場する作品によく似た演出が行われている。それもそのはず、監督は同じ人である。
ちなみに、キタニはどこにいるのかというと、サムネイルにいる、この毛むくじゃらな青い肌の怪獣である。どうしてこうなった…
MV作中劇である「ネクストマン」を中心に歌詞を演者の口パクやビルの看板等で表現しており、一見歌詞に見えない広告や看板も歌に合わせながらよく見るとそこかしこでアハ体験が如く解読できる。
更にネクストマンのスーツ・武器のほかに番宣ポスター・玩具箱横の注意書きなど見えない・気づきにくい場所も作り込まれている。
また、動画の最後のスタッフロールが特撮番組の提供クレジット風でそれぞれ名前がスポンサー企業の看板風にデザインされており(しかもクレジット絵が提供目のキタニという芸の細かい仕様)、どこまでも特撮番組を意識したような作風となっている。
タワーレコード渋谷店ではそのMV小道具とパネルの展示が行われており、数分のために全力を尽くした大人たちの成果を見ることができる。
関連タグ
どんな名前だ:『次回予告』だがOPテーマである。
五等分の花嫁:「結末の見えた物語を 少しは愛せるように」という歌詞から、『戦隊大失格』の前作であるこちらを想像するファンも存在する。