ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

概要

鱗翅目マダラガ上科マダラガ科に分類されるの総称。

小~中型のグループで、日本国内には18属29種が生息する。

成虫は昼行性で多くが色鮮やかで派手な色彩を持つ。

触角はメスが糸状、オスが鋸歯状。

休息時の翅は屋根形に綴じる。

幼虫は近縁のイラガの仲間と同じく体型が短いナマコ型の毛虫で、黄色い体色の種が多い。

有毒種が多く、幼虫は毒棘や体表からの粘液毒を、成虫は首筋から泡状の毒を噴射し鳥類等の天敵から身を守る。

仮に捕食されたとしても吐き出される場合が多い。

この毒は体内のアミノ酸を生合成して作り出した青酸性化合物(シアン化水素)で、幼虫時代に作り出したものを体内に蓄積している。

成虫の派手な体色は毒を持つ事を周囲に知らせる警告色だが、毒(アサギマダラツマムラサキマダラシボリアゲハジャコウアゲハ等)や等の同じく毒を持つ昆虫に擬態している種もいる。

これらは天敵の学習効果を高め、捕食率を更に下げる為に有毒種同士が互いに擬態するミューラー型擬態(ミュラー型擬態)と呼ばれる擬態である。

主な種類

ホタルガ亜科

ホタルガ属

Pseudopirorus属(日本未記録)

ウスバツバメ属

クロツバメ属

Gynautocera属(日本未記録)

Cyelosia属(日本未記録)

Cadphises属(日本未記録)

Pompelon属(日本未記録)

不明

マダラガ亜科

ミノウスバ属

Callizygaeninae亜科(日本未記録)

  • Callizygaena ada

関連タグ

昆虫 毒虫

コメント

コメントが未記入です

pixivに投稿されたイラスト

すべて見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ

マダラガ
0
編集履歴
マダラガ
0
編集履歴