悪意も覚悟も空っぽで、「ボスとして軽過ぎ、チープ過ぎた」。

（略）「遺体でも厄介な奴」を片付ける「ついでに」チープに片付けられた。責任もその継承もない精神性、覚悟の軽さ。

皮肉な名前シリーズとしてならラブは愛じゃなくてゼロ。精神性のない『愛国心』の空虚が遺体の利己心で満たされても、何を得ても何に勝っても「主体所有者としての運命は過ぎ去る」。結果＝責任を引き受ける者（引き継ぐ者）が運命の主体所有者だから。当人の存在の軽さは影響の重大さでは「埋められない」。彼自身は遺体となっても厄介を遺す重大な問題の始末の「ついでに片付け」られる、それこそチープに。むしろ彼のチープさ・軽蔑対象適性が遺体の結末を「ゼロ＝無力化」した、は言い過ぎか。

D4Cの能力で移動するとき重力も一緒に移動してるから重力を支配すれば勝てる的な記述があったはず

重力に関して作中であったんだっけ？なければ蛇足感が凄い