概要
戦後に、M75、M59と次々APCを投入していったアメリカ陸軍が1954年より開発を開始、FMC社が試作車両を作成し、1959年にT113E2と呼ばれるタイプの車両がM113として採用された。
構造
全長は約5m、重量約13t、使用装甲はアルミ合金、エンジンはディーゼルを採用。乗員は2名+11名の兵員を同乗可能。
車体は箱型で、前面が傾斜している。
欠点
採用したアルミ合金装甲が非常にRPGなどの対戦車兵器や地雷に弱く、撃破されていった。
対策として追加装甲が取り付けられることも多かったが、大半の採用国が後続車両に更新していった。
それでもM113の血を引くAIFVを採用する国も多く、いまだに使用している国もある。
使用国
西側のNATO圏を中心にアメリカが支援した国を始め、冷戦後に中古車を購入する国もある。