ブロマンス(Bromance)
とは兄弟(brother)とロマンス(romance)の合成語。
米スケートボード雑誌編集者のデイヴ・カーニーによって
「四六時中一緒にスケートボードをしているような関係」
という意味に使うために造られた言葉である。
男性同士の極めて近しい関係を指すが、性的な関わりはなく、ホモソーシャルな親密さの一種である。
日本では大雑把に「ホモ」と括られてしまうような間柄も、ゲイ大国アメリカでは、このように微妙な単語を使い分け、同性愛と明確に差別化を図るケースが多々見られる。
近年新解釈による映像化が激増している「シャーロック・ホームズ」のホームズとワトソンの関係などが代表的。
米ドラマ「ボストン・リーガル」にはデニーがアランのネクタイを直しながら「君と僕が結婚していたら良かったのに」と言う場面があり、米ドラマ界の最も親密なブロマンスの一つとされている。
日本でよく言う「男同士の篤い友情」などがブロマンスに近いと言えるだろう。
漫画家の押切蓮介と清野とおるは、押切が「もし清野くんが女だったら結婚している」と言うほど仲が良いが、このような関係がブロマンスの典型と言える。
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実在の人物たちの写真などを例に見ると、さらにわかりやすいかもしれない。