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ブラキオサウルスの編集履歴

2014-01-29 16:21:58 バージョン

ブラキオサウルス

ぶらきおさうるす

中生代ジュラ紀に棲息していた植物食恐竜の一種。生物史上最大クラスの脊椎動物のひとつとして名高い。

データ

竜脚類の代表的な種の一つ。恐竜の中でも体躯・重量共に最大クラスのもののひとつ(飽くまで数ある「最大クラスの恐竜のひとつ」であり、比肩する種類は他にも幾つか知られている)。全長は22~28m、推定体重は30~50トン。


ブラキオサウルス独自の特徴としては、他種より肩の位置が高く背中が尾部に向かって緩やかに傾斜する事、前脚が長い事、額の部分が瘤のように盛り上がる事(大きく出っ張った鼻孔による)、ノミ状の鋭い歯を持つ事があげられる。このため、名前は「腕の爬虫類」を意味する。

このノミ状の歯で針葉樹の樹幹付近の枝を食い千切るようにして摂食していたと推測されている。

最近の研究から、ティタノサウルス類に近縁なことが判明した。


1903年に命名されて以来、化石はアメリカ・イギリス・ポルトガル・タンザニア・アルジェリアで発掘されているが、タンザニア産の化石は「ギラファティタン」(Giraffatitan)、ポルトガル産の化石は「ルソティタン」(Lusotitan)と言う学名が新たに付けられた。


ブラキオサウルスは首を持ち上げられたか?

以前は首を高くもたげた復元が多かったが、近年は首を若干前向きに伸ばした復元も増えた。骨格の構造や血圧の問題、前脚の長さだけで充分な高さが確保できる事、他の竜脚類と同じように広い範囲の餌を楽に採る必要があったであろう事などによる。因みに首を真っすぐ持ちあげた場合の頭頂高は12mから14m、首を前向きに伸ばした場合は7mから8m位。

ブラキオサウルスほど有名な恐竜であっても、骨格の復元にはまだ検討の余地が残されていると言う一つの好例であろう。

「標本からギラファティタンという新種が」発見された事からも、検討の余地は伺われるのだ。


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