(「龍虎の拳」「龍虎の拳2」の両作品で中ボスをつとめる。)
サウスタウンを影で牛耳る組織の大幹部。
若い頃のギース・ハワード(26歳)と組織内でライバル関係にある。
詳細
本名のイニシャルが「J」であること以外、彼の経歴は謎に包まれている。
元陸軍特殊部隊の大佐で、退役後に海軍にいたという噂もあり、
得意の「棒術」も特殊部隊在籍時、現地の部族からノウハウを伝授されたともいわれている。
(本編中に、ジョン・クローリーの恩人「ジェームス」ではないかと示唆する描写もある。)
気の短いところが目立ち、人から指図されることが嫌い。(やっぱりというかB型。)
好きな言葉は「狼は生きろ 豚は死ね」。
身長体重は187cm、81kgと、190cm越えがゴロゴロいる格闘ゲーム業界では、さほどBIGではない。
では、なにがBIGなのかといえば想像に難くないが、それはあえて言わないのが大人の醍醐味であろう。
工場のブルームーン
Mr.BIGのテーマ曲。タイトルは「荒城の月」のパロ。
「龍虎の拳2」では、アレンジ曲「BLUE MOON FACTRY」も作成されている。
(Mr.BIGのステージが工場内であることも関係していると思われる。)
※ちなみにMr.BIGの好きな音楽ジャンルは「ブルース」。
※KOFでのテーマ曲「Dust man」も良曲として知られている。
「彼は凄いわよ。」
KOF'96に出場した際、Mr.BIGを1人目に選択すると、2人の美女をはべらせて登場する。
これだけでも充分に凄いが、美女の1人が相手の目の前まで歩み寄り、
「彼は凄いわよ。」と挑発してから去っていく。
Mr.BIGの凄さの片鱗が垣間見える凄い演出といえる。・・・・すごい漢だ。
ちなみにこのゲームの最終戦は、ゲーニッツの起こした嵐によって、
うしろで観客が吹っ飛ばされるような大惨事の中で行われるのだが、
もちろん、そのような状況でも、この女性は臆することなくゲーニッツを挑発する。
Mr.BIGへの信頼の厚さがうかがえるワンシーンである。・・・・すごい漢だ。
SNKといえば、背後で暗黒神が復活しているのに、なにごともなかったかのように審判を続ける黒子とかもいたが、
それに匹敵するくらい凄いと言わざるを得ない。
では、Mr.BIGのなにがそんなに凄いのかといえば想像に難くないが、
それはあえて言わないのが大人の醍醐味であろう。
Mr.BIG自身は「心の隙間を埋めてくれる女」が好みらしい。
「お味噌スープ!」
「龍虎の拳2」におけるMr.BIGの挑発台詞。
SNK格闘ゲームの空耳ネタは多いが、初期の代表的なもののひとつ。
正確には「Over so soon?」であり、「もうイっちまったのかい?」というような意味になる。