この自動車は、B360の後継車種であり、商用車(トラックやバンなど、仕事で利用する車)であり、MAZDAにとっては軽自動車暗黒時代の軽自動車である。
概要
この自動車はボンネットトラック/バンのマツダ・ポーターと、キャブオーバートラックのマツダ・ポーターキャブに分けられる。なお、ポーターのほうはMAZDAが軽自動車の製造を取りやめた際に一緒に製造が終了している。
エンジンに関してはポーターは「4サイクルのエンジンから2サイクルのエンジン」にモデルチェンジされている(ちなみにこのエンジン、元はポーターキャブのもので、それを改良してシャンテに搭載、それをポーターに搭載するという複雑怪奇なことをやっている)。
ポーターを含む軽自動車は排ガス規制強化の際、ロータリーエンジンに集中するため生産を終了(当初ロータリーエンジン搭載の軽自動車を作ろうとしたが、それを国が妨害したとされる)したが、ポーターキャブはエンジンを三菱自動車から供給を受け、製造が続行された。
なお、この二つの車種はエンジン換装を含めてすべてマイナーチェンジでおこない、ポーターキャブは約20年同形式で製造されたことになる。