概要
漫画の神様 手塚治虫は、紳士であったが、まずありとあらゆるイデオロギーに、懐疑的、批判的で、まだ別にアドルフ・ヒトラーがナチスと言う正義に基づいて悪者だ からと言う「アドルフに告ぐ」と言う作品はまだいいとして、医者が「人が生き物の生き死にを左右しようなんておこがましいとは思わんかね?」とかいう『ブラック・ジャック』や、結局最終解脱も悟りも開いてないヘタレな教祖が昇天する『ブッダ』など、「その正義は本当に正義か」というニヒルな視点で作品を描き続けていた。
さらに彼は「変態と言う名の紳士」であり、