「アーマンドではない」
ネタバレも含まれております。
概要
<七つの大罪>の一人、色欲の罪(ゴート・シン)のゴウセル。
印は山羊で右胸にある。
52話で登場。オーダン村で「アーマンド」と名乗り村長の息子であるペリオの従者として暮らしていた。
手配書では鎧巨人として描かれており、団員達も彼自身の素顔を誰も知らない。
物静かな口調の持ち主で一人称は「俺」
演技が上手く「アーマンド」では弱気な人物を装っていたが本来は無表情で淡々としており、冷静沈着な性格。マイペースで表情さえ崩さないが空気が読めず、発言は常にストレート。
読書が趣味で、のめりこめば役になりきってしまう一面を持つ(性格も変わる)。
痩躯な体格に似合わず強靭な身体能力を誇るが相手を哀れに思うと攻撃はしない。不必要な戦はしない性分。また、身体はある程度の丈夫さがあり、首をへし折られるようにされても無事で居た。
巨大な鎧には魔力を抑止する能力を持ち、騎士時代に何故装備していたのかは不明。
手配書には鎧姿を描かれているので、ゴウセルの素顔は聖騎士でも一部の者しか知らない。
エリザベスの要請を受け、<七つの大罪>と合流した。
視力が悪く、眼鏡をいじくる癖がある。
作中ではダントツの美少年で、「ゴウセルたん」と同性の聖騎士達(魔力を受けていたとはいえ)から求愛されていた事もある。
容姿
片方の角が欠けた巨大な鎧を身につけている(後に頭部は喪われる)。
素顔は肩より短い赤髪で朱色の瞳。中性的な美貌を持つ細身の少年。眼鏡をかけた知的な雰囲気を持ち、少女のような鎖骨の見えるワンピースの下に黒いタイツを穿いている。
罪状
不明。
経歴
16年前 | <七つの大罪>に入団 |
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11〜16年前 | <七つの大罪>として活躍 |
10年前 | <七つの大罪>離散。出奔 |
?年前 | オーダン村の森で、ある者との対戦で負傷。村で名を偽り従者として暮らす |
現在 | <七つの大罪>と合流 |
騎士時代
不明。
魔力(能力)
「侵入(インベイション)」
腕を光の弓に変形し、相手に矢で撃つと脳に幻覚を発生させる。
応用技で他者の記憶や心を読み込むことが可能。攻撃向きの魔力ではないが、色々な意味で精神的なダメージを負う。
神器
「双弓ハーリット」
リオネス王国から賜った神器の一つ。その名の通り腕に双弓を宿す。
形態は侵入の強化版のようなもので、相手の記憶を一時的に変えることができる。
他の人物との関係
アーマンドの主。ゴウセルが瀕死の状態で村の外れで倒れていたところを介抱し、以降は恩義を抱いた彼が従者として尽くしていた。
リオネス王国騎士団の一つ、<暁闇の咆哮>の団長。
鎧巨人の討伐の際に本物のゴウセルによって阻まれ、彼の提案を受け入れる。