プロフィール
概要
(CV:高木渉)
日本の兜を被り面頬をつけて素顔を隠し、上半身には「死」と「心」を合わせたような間違った漢字が
書かれたアメリカンフットボールの防具を付けている。下半身はジーンズに足袋、草鞋履き姿。
『ファイナルファイト』では、ステージ2のボスとして登場。マッドギアの幹部でありながら
地下プロレスを主催するプロモーターでもあり、自身も度々そのリングに上がり無敗を誇っていた。
非常に数多くのプレイヤーを苦しめファンの間で「初心者殺し」として恐れられていた。
なおFC版の『マイティファイナルファイト』ではソドムが2面ボスなのは同じだが、4面に彼の 兄 が登場し、5面のボスラッシュでも本人たちを差し置いて、さらに上の兄(いずれも外見はソドムそっくり)が登場するので ボスの半数がソドム一族 というすごいことになっている。
マッドギア壊滅後である『ストリートファイターZERO』シリーズにも登場。
自らのジャパニズムが間違っていることに気付き、それを見直すべく日本に渡る。飛騨の禅寺で
修行を積み、それまで武器としていたカタナを十手に変え、「ジャパニーズ・マーシャルアーツ」なる
格闘技と「ワビサビ・マインド」を習得。さらなるジャパニズムの追求と、マッドギア再建のために
活動を開始する。
素顔を晒されるのが苦手なのか、中平版の漫画では春麗とキャミィの攻撃で面頬が割れた時は
戦意喪失している。
海外版の一部の作品では、「KATANA」という名前に改名されている。
人物像
とにかく日本および日本の文化が大好き。リチャード・チェンバレン主演のテレビドラマ『将軍』を
見て感動したのをきっかけである。本人は真摯に日本文化を理解しようとしているが、思い込みが
激しく勘違いしているところが多い。
片言且つ甥御も混じった変な日本語を喋るが、『マイティ』では流暢に日本語を話せるほか、語尾に「~でござる」と侍臭くなっている。さらに回復アイテムまでくれる。うん、お前侍になってるな?
犯罪組織「マッドギア」の幹部でありながら、自分だけザコ敵を引き連れずに自分だけで戦うという(それゆえHPがボスの中でも高い)正々堂々とした戦いをしたり、強い格闘家と目する「スモウレスラー」を組織にスカウトするために日本の国技館で行われている大相撲の取組に(兜と面頬は装着したままだが)ご丁寧様にまわしで乱入してエドモンド本田と対決したり、「イッセ・イチダイノBIGショウブ」と何言ってるかさっぱりわからないが、サイコドライブを破壊するために自己犠牲をいとわずにトラックを使って特攻(もといカミカゼアタック)するなど、彼なりの武士道(ブシドー・スピリッツ)をもっており、根っからの悪人ではない。
ソドム語
「NIP ON DIE SKI!(訳:嫌いじゃねぇよアンタ)」
日本語の韻をそのまま英単語の羅列に置き換えたもので、そのままでは英文として読めず、
注釈としてついている日本語も意味を成していない。上記のものは「日本大好き」と読める。
ただし、シナリオデモなどの台詞はほとんどカタカナと英文が交じった独特のもので話しており、
意味は理解できるようになっている。
対人関係
初代ZEROのエンディングにて、昔の仲間の一人として登場している。元仲間として距離を
置いているが、なんだかんだで良き友でロレントに協力を誓ったソドムを同志と呼んでいる。
嫌いなものとしてあげられてはいるが、マッドギアを壊滅させられたことではなく、
自分の間違った日本観を指摘された事が理由である。ZEROとZERO2では彼がラスボスとして
登場している。