概要
「検事総長」とは、クリミア共和国のナタリア・ポクロンスカヤ(НатальяПоклонская)のことである。
2013年から起こったウクライナの騒乱に影響して、クリミア半島のクリミア自治共和国にロシアが軍事介入し、ロシア編入のためにクリミア共和国が分離独立。
2014年3月11日、33歳でクリミア共和国の検事総長に就任し、記者会見に臨み、自国民のため、法に従って自身の義務を果たしていくことを約束した。
他にいた男性4人は身の危険を感じて検事総長を拒んだため、彼女がなったという経緯がある。
日本を中心に萌えイラスト化が盛んに行われ、英国BBC局を中心に海外でも報道される騒ぎになった。
これを聞きつけた本人がロシアのマスコミの取材に応じた中で、「私はアニメの主人公ではない、検事総長だ」などと律儀にコメントして、次のように続けた。
「お役人や政治家など、公の人達を描いたあらゆる絵があります。そうした物から、逃れることはできません。私は、仕事から家に戻るのがとても遅いので、娘が、そうした絵を毎日見つけては、後で嬉しそうに私に話してくれます『ママ、もうすぐ日本のアニメのヒロインになるよ』。娘にとっては、もちろん、とても面白いようですね。私はというと、今は忙しすぎて、ゆっくり見る暇もありません。」