以下『GODZILLA -ゴジラ-』に関するネタバレを含みます。
閲覧には十分注意してください。
概要
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Massive Unidentified Terrestrial Organism (未確認巨大陸生生命体)の略で呼称される怪獣。
ゴジラ映画初の、ハリウッドオリジナル怪獣である。
三角形の頭部と顎、赤く輝く目、鍵爪型の長い腕を持っており、全体的な風貌は昆虫を思わせる。劇中では巨大な2対の腕で陸上戦を得意とするメスと、やや小さいが腕の1対が巨大な翼となり飛行能力を持つオスのつがいが登場し、ゴジラを2対1で追い詰める。性格は非常に凶暴。イルカに見られる「エコロケーション」によってかなりの長距離でも互いに交信できる。
その正体はゴジラと同じ時代に生息していた放射能を餌とする古代の怪獣で、天然の原子炉であるゴジラの体内に卵を産み付ける寄生生物でもある。ゴジラもまた、自らの脅威となるMUTOを狩るために執拗にMUTOを追跡し攻撃を加える。古代からゴジラと戦うことを宿命付けられた、いわばゴジラの宿敵と言える怪獣である。
海底に住み、天然の放射性物質で生き永らえてきたゴジラと違い、地上の人工的な放射能源、つまり原子力発電所や核弾頭を積極的に狙う。劇中では15年前の1999年に、オスの個体がフィリピンで発見されたゴジラの祖先の化石に寄生していた卵から生まれ、日本の雀路羅(ジャンジラ)市の原発を襲撃して核燃料を奪い取った。その際に主人公の母親が犠牲となり、物語に大きな影響を与えることになる。
特殊な能力として、爪から強力なEMP(電磁パルス)を放出して周囲の電子機器の一切を無力化してしまう。米軍の激しい攻撃に悠々と耐えるなど、怪獣らしい強靭さも持つ。
余談だが、無機質な見た目とは裏腹に非常に感情表現が豊かであり、思わずリア充爆発しろと言いたくなるほどのイチャイチャぶりを披露する。
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