島左近(戦国BASARA)
しまさこん
概要
『戦国BASARA4』で初登場かつ4のメイン武将の一人。
元の名前は島清興だったが「(秀吉の)左腕(である三成)に近い者」として島左近と名乗るようになった。
豊臣軍所属の兵士。石田軍の斬込み隊長で、「左近隊」なるものを従えている。
なお豊臣秀吉に目通りできない程度には地位が今はまだ低いとのこと。
性格
見た目通り軽い性格。賭け事を好み、勝利デモでは3つのサイコロを放り上げている。
キャラ設定のコンセプトは「ギャンブル中毒者」(武将玉手箱の冊子より)。
公式曰く三成に殺されるんじゃないかと思う程チャラく、「マジ」「~ッス」等の若者言葉を駆使する。更に「豊臣軍は暗い人が多くないッスか」などと今まで誰もが思っていたが言わなかったことを言ったりしている。
明るく空気が読めるタイプであり、コミュニケーション能力も非常に高い。豊臣軍の足軽や将兵からだけでなく敵軍からも「豊臣軍にも話せば分かりそうなのが居るじゃないか」などと言われるほどである。
しかし普段のチャラけた言動とは別に、容赦なく他人の心を抉る言動も見られる。
だがそれは裏表があるわけではなく、中の人曰く「どちらも表の顔」であるとの事。
人物関係
主君の石田三成にあこがれを抱き、命を賭けられるほど慕っている。
三成同様に徳川家康を敵視し、三成に家康討伐を進言する場面も。
かつて故郷の里を松永久秀に焼き払われており彼に強い敵愾心を抱いている。
この一件が切っ掛けで三成に出会うまでは捨て鉢な生き方をしていた。
同じく石田三成を慕う大谷吉継に対してはその本心を知らないためか多少怖いと思うところもあるようだが、ルートによっては親しげに話しかけたり「刑部さんとオレで三成様を支えましょうね」などと言う場面もある事から不仲ではない。当の刑部からは複雑な気持ちを向けられている。
容姿
髪の毛が茶色に近いオレンジと赤の2色に分かれており、BASARAの中でも派手な方に入る。
※ちなみに没設定の髪形はオールバック気味のソフトモヒカンだった。
また、衣装も鎧ではなく動きやすさを重視した洋服がメインで、肩当や胸当や胴当て等の防具を気持ち程度身につけている。配色が赤とピンクの衣装になっており、セブン〇レブンのようだという人もいる。
その代わり、第二衣装では史実の甲冑をもとにデザインされた臍だし甲冑になっている。
バトルスタイル
武器は二つの刀であり、二刀流とテコンドーのような蹴りを中心とした体術の2つを同時に使う(バサラ技も蹴りver.と双刀ver.がある)。
身軽なスピード型で、「斬り」と「蹴り」を駆使したアクロバティックな攻撃を得意とする。
通常は技を使うたびに「斬り」と「蹴り」が交互に変化するが、固有技「丁/半」を使えばプレイヤーの意志で「斬り」のスタイルと「蹴り」のスタイルを切り替えてテンポよく攻撃をできるという戦略が楽しめる。(挑発モーションも「斬り」と「蹴り」で異なる。)
また、彼の固有技と固有奥義と一部の武器は賭場をはじめとした博打用語を名称として使用している。
外部リンク
ネタバレ
※以下『戦国BASARA4』のネタバレ
アニメルートでは、秀吉と半兵衛の訃報によって暴走した三成を、身を呈して諌める。
左近の命懸けの説得で、三成は正気を取り戻す。
その後の左近の生死は公式で「不明にしてあります」と言及されている。
ドラマルートでは、生きる事に投げやりになっている柴田勝家にかつての自分を重ね気にかけている。勝家は過去の自分に似た存在であり、ルートによっては彼を救うため大博打を賭けに行く。
しかし左近自身は勝家と足利義輝との関係は知らない。
ルートによっては怪王時代の勝家を知っているがあくまで見かけたことがある程度の様子。
ステージによっては、勝家に自軍に来るよう誘いを掛けている。
ちなみに刑部でプレイすると恐る恐る話しかける左近の台詞が聞けるが、中には「また怨霊的なもの、たくさん増えるっすね…」「あーもう、ほら…!刑部さん、背中背中!まーたお化け的なもの憑いちゃってるし!」などと言われることから左近自身が霊感(霊力?)があるかのような台詞がある。