概要
本来は優しい性格だが、極度の男性恐怖症。
男性を反射的に殴り倒してしまう癖があり、対男性の接客が満足にできない。反面女性客への接客はほぼ完璧。
胸が小さいことをコンプレックスに思っている。
そしてかなり腕力が強く、頭がモヤモヤしたりするとよく店の壁を殴ってストレス解消(という名の八つ当たりに近い行為)をしている。殴ると大抵店の壁がへこむ。
ちなみに、左前髪を留めているヘアピンは回ごとに違う(ある時は『173(いなみ)』というデザインのピンをつけていた時もあった)。ホワイトデーに小鳥遊からヘアピンを沢山貰ったこともあり、デートすることになった時はひそかにどのヘアピンにするか悩んでいた。
男性恐怖症の要因
簡潔に言うと「だいたい父親のせい」。
コンクリの壁をへこます腕力も「だいたい父親のせい」。
詳しくは漫画を購読するか、DVDを視聴していただくことをお勧めする。過保護すぎる父親の「教育」によって、まひるの人格形成がいかに行われてきたかがよく理解できる。
小鳥遊がバイトに採用された当初は、店長の配慮により小鳥遊と会うことの無いようにシフトが組まれていたが、店長の凡ミスで鉢合わせしてしまってから、顔を合わせるたびに殴っては謝るを繰り返す日々が始まったのである。
そしてあるきっかけでこの父親との因縁が浮き彫りになった際、紆余曲折を経て小鳥遊が(女装している状態だが)父親に説教をかましたことによって、まひるは自分の境遇を真剣に思って怒ってくれた彼に思いっきり惚れてしまい、彼にだけは(少しだけだが)他と比べて殴る割合が減ったようである。しかしながら、同時に彼女はこの時から彼への恋心と男への恐怖心との板挟みに悩まされていくことになってしまった。
この一件以降、アニメでも2期の終わりまで続くことになるたか×いなフラグが確立された。