概要
本作の主人公。
ファミリーレストラン「ワグナリア」でフロア担当としてアルバイトをしており、勤務態度も至って真面目で卒がない。
ただし、筋金入りのミニコン(ミニコンプレックス:小さい物に目がない)である。
人じゃなくても小さければ反応するので、決してロリコンではない………はずなのだが、
12歳以上の女性は年増呼ばわりして人として認めていない。ってそりゃロリコンじゃねぇか。
このため、アニメでは杏子を「年増」と罵り、仕返しに週間無休シフトを組まれたのでいつも店にいる。
(杏子に謝ったら週6日シフトに減った。)
もっとも当人としては家にいるとろくな事がないので店にいるほうがいいらしい。
- 原作では罵ってなどいない。むしろ「結構歳なんですね」と意外そうに言っただけ(逆に考えれば「もっと若く見える」と言う意味でもある)なのだが、理不尽にも週7シフトを喰らった。
- ちなみに、フィクションなので問題はないが、現実では週休無しというのはれっきとした労働基準法違反である。
一方で小学生並に背が小さい種島ぽぷらは一つ年上の先輩であっても別格扱いし、年功逆序列そっちのけで可愛がっており、それゆえにぽぷらが「かたなし君」と呼ぶのをほったらかしで、未だにそのまま「かたなし君」と呼ばせている。
- 一応最初は訂正しようとしたが、ぽぷらが舌足らずでどうしても「たかなし」と言えないのがとても可愛かったので名前の件はどうでもよくなった。
しかしぽぷら以外の人が「かたなし君」と呼ぶときっちり訂正を求めてくる。伊南が小鳥遊の名前を「たかなし」だと思ってたがぽふら「かたなし」と呼んでいることから、小鳥遊が読みづらい苗字でもあるため、いったいどっちが正解なのかわからなくて「かたなし君なの?」と聞いた時には、その時拭いていたナイフを直接向けて「小鳥遊です。間違えるな」と脅していた。
ワグナリアのメンバーの中では基本はツッコミ、ちっちゃいものがらみでボケ担当。
アニメでは次々に問題を起こす面々の中で常に登場するためだいぶ激しい性格に見えるようになっている。
原作でもツッコミが多くて流石に疲れているらしく、松本に本編に出てツッコミを手伝うよう頼んだこともあったが即刻断られた。
ただし八千代のほわんほわんした雰囲気が苦手で彼女には突っ込めない。
身体の線の細さや顔立ちからは意外だが、まひるに殴られ続けたせいか肉体的にはかなりタフ。
また、姉の梢から護身術を仕込まれており、空手部で主将を務めている桐生のパンチを回避または受け止めて返り討ちにするほどの技量を持つ。
但し相手が女性の場合、姉たちから受けた仕打ちがトラウマとなって蘇るため、抵抗することが出来ない。
幼少期は父親から女の子扱いされて育ったせいか、女装には定評がある。
(無論当人にとっては葬りたい過去)。
詳細→ことりちゃん
ちなみに
ミニコンなのは小鳥遊家の(父親からの)妙な遺伝で、姉3人(一枝、泉、梢)や妹(なずな)も程度の差はあれどミニコンである。
ただし、大きい女性を嫌悪するのは宗太だけである。
これは女性がやたら大きいという小鳥遊家のもう一つの遺伝と、その大きい姉(主に梢)に数々のトラウマを植え付けられていることが原因である。
家事スキルが高く几帳面になったのもだいたい姉3人(家事を全くやらない)のせい。母親が多忙なのもあるが。
妹のなずなは例外で家事を手伝うが、なずなの物心がついた時にはすでに宗太の家事スキルは完璧レベルだったのである。
関連イラスト
↑黒歴史の図。
ことりちゃん
関連タグ
原作完結後の情報
ウェブサイトの「うろんにらくがき」というコーナーでの四コマ漫画にて、高校教師になったことが明らかになっており、別作品の主人公の高校の時の教師であった。