概要
「ワグナリア」のフロアチーフ。
20歳・フリーター。人格者で常に笑顔を絶やさない働き者。
というよりなぜか目の表情が変えられないため、ウィンクすらできない。眼を開けたシーンは1コマしかなく、かなり美人である。
「実家が刃物店だから」という理由で常に日本刀(真剣か模造刀かは不明だが砥石でよく研いでいる)を腰に差している。
髪は亜麻色のロングヘアで、やや外ハネ。
小学生時代に(日本刀をもっていたことが理由で)いじめっ子から救ってもらったことがきっかけで白藤杏子を慕っており、以来ずっと身の回り(主に食事)の世話をしている。
杏子の舎弟である真柴姉弟からは「お嬢」と呼ばれ常に心配されており、陽平の事が大好きな小鳥遊梢からも「お嬢」呼ばわりされていた。
杏子への偏愛はかなりのもので、デコピタで熱を測られた時には即失神し、下着姿を想像しただけで真っ赤になり、ドラマCDでは自分の作ったパフェを美味そうに食べる杏子を見て嬉しすぎるあまり奇声を発していた。そのせいか杏子さんに色目を使った客にキレそうになるわ、杏子に私怨を晴らそうとするヤカラを成敗してる(相馬談)わ、各地のお土産で杏子を手懐けている音尾に泣きながら斬りかかるわと杏子がらみの暴走は枚挙に暇がない。
ちなみに抜刀のシーンでよく「捕まるぞ」等と言われているが、それ以前に刀を鞘に入れているだけでも本来はご法度である。
交友関係が世間離れしたヒトたちが多いためかなり天然であり、種島同様相馬のデタラメな話によく乗せられてしまう。その件に関しては佐藤も心配していた。
佐藤潤には想いを寄せられているが、そんなことを知らない八千代が杏子の話を聞かせる相手は無情にも大概の場合彼である。
しかし佐藤との関係は少しずつ変化しており、「男性の中では一番好き」とまで言った。さらに、彼に対する複雑な想いに困惑するシーンも存在する。
佐藤が自分のことが好きだと知った時は「そんな人にノロケ話をしていたなんて」と激しく反省し、号泣して「八千代は切腹いたします」とまで言っていたが、いつの間にかまた佐藤にノロケ話をするように戻っている。
重症の機械オンチで、レジスターやオーダー端末の操作はがんばって覚えたものの、長らく携帯電話を持っていなかった。
八千代と連絡が取れないとみんなが困るので結局携帯電話を買うことになったが、佐藤に「(携帯電話が)襲ってこない?」等と聞くほど携帯電話を怖がっていた。
さらに仕事モードのとき以外は人見知りが激しく臆病。杏子や佐藤が付いていてもおびえている。
虫も大嫌いで、出ると怖がって逃げる。RE:オーダーのオマケ漫画では昆虫好きの小鳥遊宗太が虫の名前を列挙しただけで卒倒した。これで舞台が本州だったらとんでもないことになっていた。(アニメ2期で佐藤にそのことを指摘されている)
とはいえ仕事モードの時は(帯刀していることを除けば)かなり有能な働き者。
接客態度はかなり柔らかく丁寧。独り言や心理描写でも決して「客」と呼び捨てにしたりしない。
ただし小鳥遊梢にはそれに付け込まれる。
なお苗字がゴツいため下の名前で呼ばれたがっている。
作者がまちがえたせいもあり、そのほうがおもしろいこともあって、帯刀の仕方が逆(刃が下の『太刀佩き』)になっている。ワグナリアのだれも知らないせいかツッコもうとはせず、そのまま放置されている。
関連イラスト
上から10歳→16歳→20歳の時の八千代さん。