概要
アニメにおける声優は日野聡。
白い学ランを着た高校生。17歳。名字は偽名で、本当の名字は不明。
伊波まひるの通う高校の近くで家出中の妹を捜すため痴漢まがいの行為を行っていた。
伊波にも痴漢まがいの行為を行った時に彼女に惚れ、妹のことや相馬博臣に写真で見せて貰ったことりちゃんに会うためもありワグナリアに通うこととなる。
空手部の主将であるらしく、伊波のパンチを片手で受け止めることが出来るが、小鳥遊宗太には敵わない。
性格は基本的に人の話を聞かないマイペースなアホの子であり、主に伊波関連で小鳥遊をよく怒らせ、因果応報で(時折八つ当たりで)半殺しにされた挙句、ワグナリアの外に捨てられる事がある。しかし彼自身は小鳥遊のことを親友だと思っている。
10巻にてようやく妹と再会し、母と妹の和解に一役買うこととなった。
明るくポジティブで気のいい性格をしており、小鳥遊にいくらボコられても笑顔で受け流す度量の大きさを持つ。
しかしその一方、非常に無神経で、その振る舞いが山田の家出の原因となったり、小鳥遊と伊波の仲を応援しようとして余計なことをしでかしたりと、周囲に与えたダメージは小さくない。もっとも、妹が感じていたストレスに気づいて自分を省みたり、小鳥遊と伊波の仲にすぐに気づいて、応援する側に回ったりと、バカではなくむしろ柔軟で賢いところもある。
要領もよく、妹と違って、ワグナリアの業務を初見でほぼ完璧にこなしている。
そればかりか、作品には登場しない裏設定だが、生徒会長で、バイオリンをたしなむなど、実はやたらとハイスペックな男である。
販促用漫画では、ワグナリア店内で『フィネガンズ・ウェイク』を外国語で読みふける姿が描かれており、言語は不明だが語学力も高い様子。
妹との関係が一段落して以降も、頻繁にワグナリアを訪れては、松本に門前払いを喰らいときにはボコられるという日々を送っていたが、『Re:ORDER』にてその理由を「松本さんのことが普通に好きだから」と明かしている(松本の反応は読者の想像に任された)。
その後も、街で偶然(?)会ってお茶に誘ったりするなど、松本に対して普通に好意を持っている様子。
どういった経緯でそうなったのかは不明だが、WORKING!! 15thの描きおろし漫画のラストにて、小鳥遊に松本と付き合う事になったと報告している。