概要
CV:白石涼子
小鳥遊家の長女。31歳の弁護士。初登場は「25品め」(第2巻)。
理知的な容貌の持ち主だが、高圧的かつ傍若無人な性格(外面は良い)であり、よく六法全書を使って宗太を(精神的かつ物理的に)痛めつけている。法に抵触するようなことには敏感で何かとうるさいが、金にならないと判断したり、興味が無いと無視する。態度にはあまりでないが、家族のことを最も気遣っている人物。
妹の中では(その性格ゆえに)泉と折り合いが悪く、彼女に小説家をやめるよう促している。逆になずなには甘い。
泉のことも気遣っているが、泉からは(一枝が泉を)嫌っていると思われている。
外を歩くこともおぼつかない泉が家からいなくなった時には、冷静な表情のまま「警察に電話かけるけど110番て何番だ?」と宗太に尋ねており、内心の動揺を思いっきりさらしている。
種島に骨抜きになっており、一族の中でも宗太に匹敵するほどの小さいもの好き。
作者の設定によれば、外見があまりにも宗太に似ている(種島が初対面時に宗太の女装かと思ったほど)ため、口の下にほくろを付けて見分けられるようにしたとのこと。
嫌な相手からの電話をワンコールジャストで切ることができる。ちなみに泉も編集者からかかってきた電話を同じ技で切っている。
曰く六法は投げるもの。
母・小鳥遊静の部下である峰岸透とは幼馴染で、小さい頃から大嫌いだったものの、余りにしつこく求婚され続けて嫌々ながら結婚した。
しかし峰岸が同僚の女性と映っている写真を見て浮気を疑い、ドMの峰岸が「浮気した」と嘘ついてまで怒られようとした態度に激怒し絶縁した。ちなみにこの際、「顔も見たくありません!」といった所、静からは「峰岸には死んでもらいましょう」と言われ「すみません、やっぱ年に1回くらいは見てもいいです」とあわてて撤回している。
…が、その後復縁した。
作者のサイトで峰岸姓で呼ばれていたこともある。