CV:中田譲治
人物像
猫人族の男性で、職業は〈盗剣士(スワッシュバックラー)〉。かつて〈放蕩者の茶会〉に名を連ね、「班長」「猫のご隠居」と呼ばれた熟練の古参プレイヤーだが、それ以上に温かみと包容力に溢れる。シロエの推測ではアラフォーのナイスミドル。
渋い美声に「にゃ」、個人個人に「○○っち」と付ける茶目っ気のある喋りが特徴で(猫人族共通の語尾)、自分を「年寄り」と呼ぶどこかつかみどころのない人物。詳細不明の零細ギルド〈猫まんま〉に所属していたがギルドは自然消滅、ソロプレイ中に〈大災害〉に見舞われ、シロエらが拠点とするアキバの街から遠く北にあるススキノで身体を得る。〈冒険者〉人口が少ないゆえに一部ギルドの横暴が幅を利かせる街中で、暴漢に襲われた少女・セララを庇い、彼女の属する〈三日月同盟〉の協力者としてやって来たシロエや直継と再会し、アキバへと同行した(彼曰く思し召し)。
サブ職業〈料理人〉としてもレベルは高く、潜伏中のある『発見』が〈大災害〉以降の冒険者達の悲惨な食事事情に大革命を起こし、やがては異世界〈エルダー・テイル〉に巨大なパラダイム・シフトをもたらすことに。リアルでも料理の心得があるらしく、異世界で手に入る食材を見事に捌いてみせる。ただ、劇中のセリフでも「大味」なのは好まない。
〈盗剣士〉の特徴たる二刀流を極め、力押しの効かない相手もツイン・レイピアの精緻な連撃で圧倒する。(紳士のたしなみ)〈冒険者〉を相手に一対一となれば、相手が高レベルでもまず負けはない実力者で、強者であるアカツキやソウジロウも「老師」と呼び敬う。
ススキノの一件でセララから好意を寄せられていることは周囲にもバレバレだが、本人は知ってか知らずがまるで気付く素振りは見せない。「若人を助けるのが年長者の義務であり喜び」と話し、一歩退きながらも常に寄り添う心強い相談役。世界の在り様を前に動き出そうとするシロエの決心を引き出し、直継、アカツキと共にシロエのギルド記録の地平線〈ログ・ホライズン〉に加わった。また、加入してきたミノリたち年少組にも戦闘面や生活面の公私にわたり慕われている。
外部リンク
橙乃ままれ氏 公式サイト内 ログホラ紹介ページ内 にゃん太紹介