概要
どう考えでもそういう風にならないのに、何故かそうなってしまった状態。
『そのりくつはおかしい』という言葉も、この展開では野暮というものである・・・。
どうしてこうなった
こうした展開は昔からよくあり、古くは古代ギリシャ演劇の『機械仕掛けの神(デウス・エクス・マキナ)』による勧善懲悪劇や、宗教説話における奇跡など、超常的な存在の物語への介入や神の威光を伝道するための手法として用いられた。
昨今のものは昭和期のギャグ漫画におけるナンセンスギャグの応用として活用されるものが多く、あくまで笑いを誘うシチュエーション作りのために「起承転結」の『転』で用いられることがほとんどである。
だが
ときとして漫画やアニメの打ち切りやスタッフのやらかしでトンデモない方向に物語が進むことがまま発生し、そうした意味で読者や視聴者を混乱に陥れるような事態が起こる。
おおよそ大人の事情が絡んでいるが、作り手の突飛な発想が人類には早すぎたというケースも。
一例(?)
フジテレビで放送されていた百識王によれば、解決編手前までの情報から
読者が犯人やトリックを特定できる内容の推理小説を「正統派」と呼ぶらしい。
その基準で言えば特定できないものは正統派を期待する層からすれば超展開になると思われる。