概要
アミューによるを「箏」を題材にした作品。
現在、単行本が6巻まで発売されている。
~あらすじ~
先輩が卒業して箏曲部ただ一人の部員になってしまった主人公の倉田武蔵。
四月になり新入部員の勧誘に励むのだが、部の存在自体を知らない人も居る状態。
そんな彼の前に現れた、見るからに不良で箏とは縁の無さそうな新入生が入部したいと言い出して!?
※ここまでAmazon1巻のあらすじより引用
ジャンプSQでは異色ともいえる「箏」「箏曲部」を題材にした漫画である。
演奏シーンには独特の描写と迫力があり、繊細で透明感のある絵柄が特徴である。
キャラクター
時瀬高校の箏曲部部長。真面目だが、やや臆病で本番に弱い面も。
受験に失敗し自暴自棄になりかけていた頃、先輩のヘタながらも一生懸命な箏の演奏に感動。
箏曲部に入部し、部と創立時から代々伝わる曲を受け継いだ。
以来、部を守るという強い思いを持つ。
時瀬箏曲部の部員になった高校1年生。
不良と認識され、上級生にすら恐れられているが、仲間思いの優しさを持っている。
亡き祖父・源は箏の職人で、部の創立者でもある。
現在は叔母・衣咲の家に居候しているが、部屋の隅に仕切りを立てて寝泊りしている程度の扱い。
時瀬箏曲部の1年生にして、巨大な箏の家元・鳳月会のお嬢様だったが、現在は破門されている。箏の演奏は天才的で、コンクールの賞を総ナメにした。
入部の理由は「弱小箏曲部を全国一位に導いた天才箏少女」としてプロデビューの際に話題性を得るため。箏に対する強い愛着を持っている。
中学生時代からの愛の同級生。
愛の事情を知っており、彼のことを気にかけている。
一見大人しく見えるが、かなりケンカ強く「黒い」一面を持つ。
父親は大きな病院の院長で、金持ちな上に頭もいい。
箏をつくる職人をしていた愛の祖父。
不良のため親に見捨てられた愛を引き取り、箏を通じて更生させたが、その後亡くなった。
時瀬高校の箏曲部をつくった人。
源の友人で箏の修理、販売などをしている楽器店のおばあちゃん。
愛や実康に対し厳しくあたるが、彼らの熱意を認め、部活後の練習を手伝うなど面倒を見てくれている。
愛と哲生の友人。通孝や光太と一緒に時瀬筝曲部に入部した。
中学生時代、3人でいるところを不良に絡まれピンチに陥り、愛に助けられた過去を持つ。
以後、彼に借りを返そうと心に決めている。ギターの経験あり。
愛と哲生の友人で、実康や光太とよくつるんでいる。
その2人と同じく、猫をかぶったさとわに誘われ入部したが、愛のため真剣に箏の練習をすることに。
実康、通孝と同様、愛と哲生の友人。
明るく、愛に出会いがしら抱きつくなどの行動を見せる。
初めは不真面目だった部活動も、今では真摯に取り組んでいる。
リズムを合わせることが苦手で、部内でやや遅れ始める。
時瀬箏曲部の顧問だが部活動に対するやる気は皆無で、武蔵の掲げる「全国大会出場」を無謀と断ずる。
武蔵の同級生。
人間関係というものの脆さを憎み、時瀬筝曲部の絆を壊すために入部したが、彼らの友情を受け入れ心を入れ替えた。
祖母の影響で、少しだが箏の経験がある。
愛の叔母であり、源の娘。
職業などは謎だが、高級マンションに住んでいる。
ガサツで、愛をアゴで使うなどかなり尊大な性格。
源から、自分の身に何かあったら愛を頼むと言われていた。
鳳月会に並ぶ大きな会・華凰会の跡取りにして姫坂女学院筝曲部の一年生。
小さい頃からさとわに憧れている。
男を毛嫌いし、男だらけな上に実力もさとわにつり合わない時瀬筝曲部を敵視している。
姫坂女学院の筝曲部に所属する、かずさの友達。
思い込みの激しいかずさのツッコミ役になることが多い。
姫坂は今年の全国大会において神奈川の代表となっている。
武蔵の弟で、武蔵が志望していたが落ちてしまった明陵高校に通っている。
武蔵が筝曲部に所属していることを「男のくせに恥ずかしい」とバカにしている。
明陵筝曲部の1年生。
明るく調子のいい性格で、明陵に男子部員が少ないこともあり実康らと意気投合する。
幼い頃、身体が弱く周囲と上手く溶け込めずにいたが、その頃知り合った朝乃により、箏の世界を知る。
孤独になりたくない一心で、「人に合わせる」高い能力を身につけた。
明陵筝曲部の2年生で、桜介の隣に住む幼馴染。
桜介を箏の教室に連れていき、共に練習を重ねてきた。身体の弱い桜介を気遣っている。
永大付属高校筝曲部の1年生。
ケンカ早く、小柄な体格のことになるとすぐにキレてしまう。
以前永大付属で筝を教えていた祖母を持つが、今では病に伏せている。
祖母のために全国大会出場を目指す。
千太朗の相棒。
気が弱く、問題を起こしがちな千太朗にあたふたしている。
千太朗の腕についていくだけの実力を持つが、気迫の違いで足を引っ張ってしまう。
時瀬箏曲部の顧問だが部活動に対するやる気はなく、武蔵の掲げる「全国大会出場」を無謀と断じていた。
だが本気で夢を叶えようとする武蔵達を認め始め、彼らの力になってくれるように。
※キャラクターの説明は公式サイトより引用
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