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マンボウの編集履歴2014/09/04 23:39:50 版
編集者:サラマン
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概要

マンボウとは、フグ目マンボウ科のである。

漢字表記は『翻車魚』、英名は『オーシャン・サンフィッシュ』。

最大で全長3.3m、体重は2.3tに及ぶ世界最大級の硬骨魚。

平たい丸い体をしていて、普通の魚の体の後ろを切り落としたような形をしている。

尾びれと腹びれがが無く、体の後端には舵びれという特殊な構造がある。

発達した背びれと尻びれを羽ばたかせ、舵びれで舵を取りながら泳ぐ。

長らくただ浮かんでいるだけだと思われてきたが、実際には海流に逆らえる程度の遊泳力や、水深800mの深海まで潜る事が出来る潜水力を持っている。

とは言うものの他の魚類と比べても(というか、ハリセンボンにも似た幼魚時期と比べても)明らかに機動力が緩慢な上に視力が著しく悪い為、どんなに大きな水槽で飼っても正気を疑う頻度で壁にぶつかる

擦過傷からの悪化等によって寿命を縮めないように水族館等では飼育の際、水槽のガラス壁の内側にさらにビニール幕による2重目の壁を設置する措置を取っている。

非常に分厚い皮膚を持っているのも特徴(部位にも拠るが最大で13cmもの厚さがある)。エビクラゲを好んで食べる。

マンボウのメスは一度に3億個のを産む(全脊椎動物の中で最大の出産量だとされる)が、無事に大人になれるのは極僅かである。

ちなみに食用にもなる。肉が水っぽく、傷みやすいので市場に出回る事は少ないものの、フグ目なのに毒が全く無く残す所がない。

マンボウの死因

マンボウはちょっとしたショックですぐ死ぬ…とされ、

現在ネット上にて様々な死因が散見されるが、

・朝日が強過ぎて死亡

・水中の泡が目に入ったストレスで死亡

・海水の塩分が肌に染みたショックで死亡

・前から来たウミガメとぶつかる事を予感したストレスで死亡

・近くに居た仲間が死亡したショックで死亡

・近くに居た仲間が死亡したショックで死亡した仲間から受けたストレスで死亡

というのはサッカン氏のツイートによるデマである

(このことは後に知人に指摘され、サッカン氏本人も認めている)

だが、そのデマが広まって、マンボウの知名度が上がったことによりゲームが一つできあがってしまった。

これに限らず、ネット上で見られる死因の大半「水面からジャンプして着地の衝撃で死亡」なども立派なデマであるため、迂闊に水族館でマンボウの薀蓄を披露していると飼育員さんに笑われますよ。

参考記事http://withnews.jp/article/f0140903000qq000000000000000W00o0401qq000010767A#

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