概要
若竹型駆逐艦の7番艦。1922年2月16日起工、1922年9月23日進水。
進水時の名称は、第十六駆逐艦であり、他の姉妹艦と同様に名前がなかったが、1928年に新たな名称が定められ、今日の芙蓉となった。
1937年に、日中戦争が勃発した際に、華南沿岸の諸作戦に参加し、成果を上げてきた。その後、1941年に太平洋戦争が開戦。駆逐艦籍のまま船団護衛、哨戒作戦に従事についたが、1943年12月20日に、船団護衛中、マニラ湾口で米潜水艦「パファー」の雷撃を受け2本命中し戦没された。
1944年2月5日除籍。