ガルドス・ランダル
がるどすらんだる
CV:速水奨
概要
アトランティア王国の摂政を務める男。先代国王アトライオスの時代からアトランティアに仕え、白夜王ヤイバの教育係でもあった。
物腰は丁寧だが底知れぬ黒いオーラを持っており、バトルの時はそれが顕著になる。ヤイバの国政を補佐する傍ら、時折独断で怪しげな行動も見せる。また、ストークの錬金術に似た妖術を使用する。
バトルでは滅龍を主軸にした赤のデッキを使い、ソードアイズも一蹴するほどの高い実力を持つ。キースピリットである「滅龍帝ジエンド・ドラゴニス」召喚時の「来ませい!」という台詞がよくネタにされ、40話の予告では「バトスピは今神話に・・・なりませーい!」と言ったりしている。
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正体(ネタバレ)
その正体は先代の光の白きソードアイズであるヴァルガスの弟。
かつてガルドスは、人のためにならんとするヴァルガスと共に旅立ち、全てのソードアイズを集めようとした。しかし結局、ヴァルガスの力を危惧した諸国の王達が戦争を仕掛けてくるばかりで、ソードアイズは見つからなかった。ガルドスは、疲弊し挫折した兄に代わり人々を導かんと、ヴァルガスのソードアイズを奪い取った。しかし既にヴァルガスのソードアイは力を失っていた。
そのためガルドスは、新たに発現したソードアイズを集めるべく、自分の肉体を白き城砦に保存。妖術による幻の体を用いて、何百年間レジェンディアで活動を続けた。その後ガルドスは、アトランティア王国に潜りこみ、アトライオス王を暗殺。次期国王であるヤイバの摂政兼教育係となることで、ヤイバをソードアイズを集めるための手駒にしようとした。赤の軍の反乱もガルドスが赤の軍を唆したことが原因であり、その反乱を利用して白夜王の求心力を高めることが目的であった。
その後、ハクア達の手によりアトライオス暗殺に繋がるであろう映像が発見されたことで、ガルドスの目論見は白日の下にさらされた(ただし映像は、アトライオス殺害に関する証拠としては不充分であった)。ガルドスは証拠不充分という理由から、自らを裁こうとするヤイバに、自身の無罪を懸けたバトルを提案。ツルギとのバトルの末敗北したガルドスは、ヤイバに斬られ、消滅した。しかしガルドスは、全てのソードアイズが揃い、裁きの神剣が現れた瞬間に再び現れ、裁きの神剣を奪取。その力によって新たな時代を作ることを宣言した。
その後一時は新たな時代を作る事を目指していたガルドスだったが、神の「裁きの鉄槌」(巨大隕石)が空に浮かんでいるにもかかわらずエゴイズムに満ちた発言をする人間に、内心で苛立ちを募らせ続けた。最終的にガルドスは、人間の世界を創造した神に自分の身体を憑代に使うにように告げ、神を呑み込んだ。神は、エゴイズムに満ちた醜い姿を見せ続ける人間を断罪するべく、裁きの鉄槌を落とそうとした。
しかし神は、ツルギとのバトルに敗れ、ヤイバの振るった裁きの神剣の力で消滅。ガルドスの魂は、兄ヴァルガスの魂と共に、太陽の中に入り、新しい世界を見続けることを選んだ。
使用するデッキは元のガルドス同様「滅龍」主軸の赤デッキだが、キースピリットが「断罪の滅龍ジャッジメント・ドラゴニス」に変化している。
余談だが、登場当初から余りにも怪しすぎる言動が多かったことから彼が黒幕であることは多くの視聴者にバレバレであった(ただし結局。アトライオスの殺害、赤の軍の謀反について、ガルドスが実行&関与したという証拠はない…)。