概要
CV:進藤尚美
四大名門の一つ、北部ノルティア州を統括するログナー侯爵家の息女。
大貴族の令嬢でありながら、制服を着ないでライダースーツで身を包み導力バイクを乗り回す自由奔放な麗人で、巷では不良娘とも呼ばれている。
東方の泰斗流に独自のアレンジを加えた武術の使い手で、ブランクがありながらリィンを追い詰める程の実力を持つ。
鉄鉱山でバイトをしたこともあり、鉱夫とは顔なじみ。本職の鉱夫にも劣らない働きぶりだったという。
女性だが大の女の子好きで、自分が女であることをいいことに可愛い子には事あるごとにセクハラを仕掛けてくる。女の子に抱き付いたり、はしごを登っている女の子を下から覗いて「眼福、眼福」と言ったりとやたらオヤジ臭いことをやっている(女性の口説き方はアリサの祖父に習ったらしい)。
クロウ曰く目ぼしい女子はかたっぱしからアンゼリカが口説いて虜にしてしまったらしく、多くの男子が寂しい学院生活を送ったとのこと。
基本的には女の子が好きなのだが、かといって男が嫌いというわけではないらしく、その守備範囲は恐ろしく広いようである。
《Ⅶ組》の創設にあたっての特別実習のテスト生で、クロウ、トワ会長、ジョルジュとはその頃からの付き合い。
メンバーからの名前の呼ばれ方もそれぞれ異なり、クロウからは「ゼリカ」、トワ会長からは「アンちゃん」、ジョルジュからは「アン」と呼ばれる。
「革新派」と「貴族派」の対立が激化しはじめてから、父であるログナー侯爵の鉱石の横流しやラインフォルト社第五開発部の実質乗っ取りなど不穏な動きが明るみに出る。アンゼリカはそれを止めるべく行動を起こすのだが、それが彼女が激動の時代に飲み込まれる原因となっていく・・・。