蒼き狼たちの伝説
あおきおおかみたちのでんせつ
宇宙の彼方で男たちの熱きドラマが始まる。
あの『ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日』のスタッフが結集した本格SFロボットアニメ。
メカデザインはZZガンダムの小林誠で主題歌もあの石原慎一を起用するといった気合の入った布陣であった。
いわゆる「やおい」物ではなく、軍隊内における本格的な同性愛作品として作られている。ゲイ雑誌『薔薇族』の協力もあった。ちなみに18禁シーンをカットした一般版も発売されている。
地球外知的生命体アポカリプスと人類の戦い、主人公ジョナサン・タイベリアスとレナード・シュテンベルグの出会いと別れ、そして悲愛を描いた作品となっている。
ジャイアントロボスタッフが作っただけに少ないながらも戦闘シーンは非常に見応えある出来となっている。
海外でも『Hot Space Cowboys』『Legend of the Blue Wolves』などのタイトルで流通している。コミカライズ化もされている。
西暦2199年、太陽系内の惑星間ネットワークを築き繁栄していた人類に、地球外の知的生体であるアポカリプスが戦闘を仕掛けてきた。
アポカリプスとの戦いで敗北を繰り返した人類は、若き士官候補生たちも戦闘へと駆り出されていき、特殊な能力を秘めた士官候補生のジョナサンは新型機のパイロットとして冥王星の最前線へと送られた。
最前線へ近づく最中、ジョナサンは彼との約束を思い出す事となる…。
西暦2199年、突如として襲来した地球外知的生命体。
自分達以外を無差別に虐殺する傍ら、人類を一つのパーツとしても自身の肉体へ取り込んでいる。
一度取り込まれた人間は助ける事も不可能で、共に殺すしか救いはないと語れている。
何故、人類に対して戦いを仕掛けてきたのかは不明。