CV:佐藤拓也
人物像
ベルリ・ゼナムと同じくキャピタル・ガード養成学校に通うパイロット候補生。ベルリの同期生ではあるが、飛び級生のベルリにとっては2年先輩にあたる。
キャピタル・ガード養成学校では主席を務める程の成績優秀者であり、年下であるベルリにとっての兄貴分であり友人。また、マニィ・アンバサダのボーイフレンドでもある。
大人びた性格を持ち、面倒見が良く他者に気を配れる一方で、自身がクンタラ(宇宙世紀末期に於いて食糧危機から人喰いが起きた際に被捕食者側となった人間の末裔)である事から周囲から白い目で見られる事もあり、本人もその事に対して強いコンプレックスを持つ(ただし、それは逆に説けば、差別されていようともその能力は正当に評価されるという事でもある)。
自らがクンタラである事を指摘されると逆上する事も少なくはなく、そういった事情もあり不意の攻撃に対しての対応に長けており、攻撃を回避する際には次の攻撃に対応するべく防御を怠らない。
キャピタルと敵対する海賊部隊との戦闘が頻発する中で、養成学校の教官であるデレンセン・サマターによってキャピタル・アーミィに推薦される。
その際、ベッカー・シャダムによるパンチを防御した事から「守りの姿勢」を反省し、自らの姿勢を切り替える為に仮面を着用し、「マスク」となる。
マスクとしてアーミィの一員となった後は、クンタラ出身者を集めた「マスク部隊」を率いる指揮官に任命され新鋭機エルフ・ブルックを駆り海賊部隊と対立する。
マスクとしての階級は大尉であり、「クンタラは要職には就けない」という前例を覆しマスク部隊の戦果をもってクンタラの地位向上を目指す。