芹沢真央とは、ゲームボーイアドバンス用ゲーム「パワプロクンポケット7」で初登場した彼女候補である。
概要
本項では裏サクセスに出演した場合の彼女についても触れる。
表サクセス
パワプロクンポケット7
時折主人公(7)の前に姿を見せる不思議な子。
二人の出会いは捨て猫を拾って帰る彼女の姿を見るのが最初だったことからも分かるとおり、彼女は猫好きで、主人公(7)の部屋に潜入して布団に丸まりながら待っているなど言動もどことなく猫っぽく、何かと放置できない雰囲気を持っている。その一方で家の前で空腹で行き倒れていたり、突然姿を現したりと非常に不思議な性格をしている。
他方、子猫を助けようとしてトラックに撥ねられ、病院に運ばれたのに脱走して直後に普通に後縁で本を読んでいたり、学校の屋上から木の上に飛び降りて下に行くなど、身体能力は人間とは思えないものを見せる。
そんな彼女の正体は、花丸高校に現れたヒーロー「ポケレンジャー」の一人「ブラック」であった。実は「芹沢真央」という名前は偽名で、名前を聞かれたときに、そのとき読んでいた新撰組の本から「芹沢」という苗字を借り、名前は中国語の「猫」("māo")から持ってきている。
彼女はポケレンジャーの中で唯一何の知識もなく生まれてきたため、自分達ポケレンジャーの存在意義や、自作自演で敵を生み出して「正義」たらんとする他のポケレンジャー達のやり方と「正義」の意味のズレについて悩んでいた。
そんなある日、主人公(7)の同級生と会った時に「日本のヒーローは『悪への対抗手段』だがアメコミヒーローは『ボランティア』という違いがある」と教えられ、自分の存在意義を「身近な脅威から人々を救う『ヒーロー』」と確信。他のポケレンジャー達をは違う行動原理で動くようになる。
主人公VSポケレンジャーの野球勝負では迷わずポケレンジャーを裏切り、途中ポケレンジャーの妨害を受けつつも、ポケレンジャー対策の機械を主人公(7)に渡し、主人公(7)の勝利に貢献している。
その後の彼女が生き残るかどうか、そしてポケレンジャーが役目を果たし終え、存在が消えるときになり、主人公(7)の記憶から消えないで済むかは行動次第である。
だが、少なくとも正史においては彼女の存在は消えることはなく、ポケレンジャーが消えた後もヒーローとしての活動を続けている。
なお、彼女を攻略していない場合でも彼女の存在が示唆されるため、正史で彼女と主人公(7)の関係がどうなったのかは定かではない。
パワプロクンポケット8,10
両作品とも直接の出演は無いが、彼女の存在が示唆されている。
そのうち、10の場合、大江和那と浜野朱里がジャジメント脱走後に合流した「黒猫」とは彼女のことである。
パワプロクンポケット11
久々の本人登場で、周りには「芹沢真央」ではなく「ブラック」と呼ばれる。
「ヒーロー」のリーダーとして、反ジャジメント・オオガミ(両方裏社会で権力を持つ組織)活動を続ける傍ら、ボランティア活動も続けており、7時代に学んだ「『ボランティア』のヒーロー」としての活動も続けている。
仲間が増えたことでリーダーらしく成長した一方、ヒーロー仲間の私生活(主に恋愛関係)への覗き行為を頻発させたり、わざとデート中に呼び出したりと実は悪戯好きだった側面が明らかになっている。
パワプロクンポケット12
今回も「ブラック」と周囲には呼ばれている。
大江と共に一芝居打って、わざと一騎打ちに負け、大江がツナミに行くことで組織を残すというヤラセ勝負をしようとしたのだが、大江がうっかり戦闘にヒートアップしすぎて彼女が本気で殴られ大怪我を負い、現役続行不可能になってしまった。
この怪我の影響が12本編時点ではまだ残っており、右目に眼帯をつけた姿で登場する。
病み上がりのため今回は余り活躍できなかったが、仲間の私生活覗きだけは全く慎まず精力的に活動している。
裏サクセス
パワポケの「裏サクセス」はスターシステムを採用しており、表の世界とは全く異なる人物として登場するようになっている。その中で、彼女はパワポケ9で出演している。
ブラック(パワポケ9裏)
最初はスペアボディの姿(=典型的ロボットの姿)で登場するが、その中身は彼女である。
対宇宙連邦用の最終兵器としてデザインされたのが彼女であるが、潜在能力を見抜いた連邦が研究施設を破壊したことで、彼女一体しか完成しなかった幻の次世代型ロボットである。
だが、彼女はロボットとは言うものの、完全の人の形をしており、その上で「生殖機能」を持ち、自己増殖が可能な「超人類」としてデザインされたロボットであるとすら言える。
実際に前述の「スペアボディ」を使っているときに、自分の本当のボディを一度分解して再構成し、連邦が付け加えたコントロール用プログラムのみを排除するという、驚異的な自己再生能力を見せている。
彼女とシルバーは非常に仲がよく、二人で共に行動している。これは万一シルバーが暴走した際には、ブラックのみが唯一止められるという意味もあるが、単純にシルバー自身もヒトとは比べ物にならない長寿命の個体であり、同じ超長寿命のブラックなら二人で行動できるという意味合いがあった。
エンディングでは、主人公(9裏)に想いを募らせながらも、シルバーとの二人旅を再開していた。この時シルバーには、上記の超長寿命を理由に「別れられるときに別れないともっと辛いから」と慰められていた。