人類が地上に現れる前に、地下で眠っていた爬虫類たちが独自に進化を遂げた帝国を支配するもの。
部下はバット将軍、ガレリイ長官他。
メカザウルスを繰り出し、ゲッターチームに挑む。
石川賢による原作版では、巴武蔵がゲッター線を暴走させたことで大半のメカザウルスを失うものも、それによりゲッターロボも消滅したことで、地上制圧に自ら出撃するが、流竜馬と神隼人が操るゲッターロボGにより敗走。
さらに、百鬼帝国の参戦で敗北を悟ったバット将軍らに見捨てられる。
「待ってくれ~!!置いてかないでくれー!!」と部下に呼びかける姿は、それまでの堂々とした邪悪さがあった分、哀れさを悟った。
最期は堂々とゲッターロボGに挑んで散ろうとしたものの、百鬼ロボに殺害される。
ゴールの意を汲み取った竜馬と隼人はその百鬼ロボを撃破した。
アニメ版でも、中盤までは堂々たる支配者の貫禄を保っていたが、黒幕である大魔人ユラーの登場により、ユラーにこびへつらう中間管理職のような悲哀を漂わせるキャラに転じていった。
最終回では、無敵戦艦ダイの猛威をもって東京を制圧するも、武蔵の命と引き換えの特攻により制御不能に陥ったダイが暴走し、ユラーもろともあっけなく滅びた。
スーパーロボット大戦では、多くのシリーズで無敵戦艦ダイを駆る強敵としてプレイヤーの前に立ちはだかる。